オールシーズンタイヤの３つのメリット･デメリット｜白河市･棚倉町のタイヤ専門店

オールシーズン

食欲の秋はとっくに終わったはずなんですが・・・冬になっても一向に食欲が衰える気配がない青木です。
ところで皆さんはオールシーズンタイヤと呼ばれる季節を問わないタイヤがあるのは知っていますか？

素直に訳してみると「全ての季節に対応できるタイヤ」というようなイメージがわいてきますよね。

こんな夢のようなタイヤがあったらタイヤ交換をする手間などを考えると、とっても魅力的だとは思いませんか？
そこでどんなタイヤなのか？メリットがあれば当然デメリットもあると思います。そういった部分を調べていきたいと思います。

オールシーズンタイヤの性能は？
３つのメリット
デメリット
まとめ

1. オールシーズンタイヤは性能的に問題ないのか？
2. オールシーズンタイヤの３つのメリット
3. オールシーズンタイヤの３つのデメリット
4. まとめ
- 4.1. 参考記事

オールシーズンタイヤは性能的に問題ないのか？

イチバン気になるのが性能だと思います。様々なプレミアムグレードなどのオールシーズンタイヤも出てきているようですが、一言で言ってしまえば、走る・止まる・曲がる・という性能についてドライ路面での安全性は何ら問題はないようです。
冬場の積雪に関してが一番難しいところで、ある程度の積雪までは問題なく走行できるとされています。しかし、凍結した路面やアイスバーンなどには安全といいきれない部分が多々あるようです。
雨の日の安全性も女性でも安心してドライブできるように造られています。今、特にヨーロッパの方ではオールシーズンタイヤはとても流行しているようですね。

オールシーズンタイヤの３つのメリット

突然の雪にも慌てなくて済む

まずやはりオールシーズンタイヤの「一番のだいごみ」と言ってもいい部分でもあるように冬場の突然の積雪にも慌てることなく車に乗っていられることです。

タイヤ交換をする時間とお金がかからない。

お店でタイヤ交換をされる方は夏タイヤから冬タイヤへ。冬タイヤから夏タイヤへの工賃がかからないというのも大きなメリットｄあと思います。単純にタイヤ交換の工賃が一本５００円だったとすれば、１回の工賃分で２０００円浮くわけですから大きいですよね。

タイヤを保管しておく場所に困らない

誰もが悩むのが履かなくなったタイヤの保管場所です。オールシーズンを履いていれば履かないタイヤがないので、とうぜん保管場所の心配がなくなります。

オールシーズンタイヤの３つのデメリット

自分でタイヤの履く場所を変えられない。

タイヤは長く履けば履くほど、ハンドル操作をする前輪の２本のタイヤが摩耗（減る）します。タイヤの履き替えをする事のないオールシーズンタイヤは前輪の２本だけ使えなくなって寿命をむかえる事も少なくないようです。
前後４本のタイヤを均等に減らすためにはやっぱり定期的なタイヤ交換の工賃が発生します。前後のタイヤの位置を付け替える事をローテーションと呼びますが、この作業をおこたると１シーズンも２シーズンもタイヤの買い替え時期が早まってしまうのです。オールシーズンタイヤ以外にホイール付きのタイヤが２本ないと自分で作業するのは難しいので、結局はタイヤ交換工賃がかかると思ってもらった方が良いですね。

雪道を走行する時に安全と言いきれない。

積雪の時点では問題なく走行出来ますが、雪が踏み潰された圧雪の状態になると冬道の性能に不安が生じてしまうようです。路面が凍ってしまった時は、ほぼほぼ夏タイヤを履いている時と一緒の性能となってしまうようです。想像するだけで恐ろしいですよね。

タイヤの価格が高い。

タイヤ本体の話です。やはり「欲しい！」となった時に気になるのが価格です。サイズやメーカーにもよるので詳しくハッキリは書けませんが・・ざっくりと表してみます。
夏タイヤ　＜　冬タイヤ　＜　オールシーズンタイヤ　＜　夏タイヤ＋アルミホイール　　といった感じです。（同サイズを同メーカーで比較）
といったように、決して安くはないです。

まとめ

年に数える程度（あまり積もらない）しか雪が降らない地域にとってオールシーズンタイヤはとてもメリットが沢山ある魅力的なタイヤだと思います。
なんせ私自身もやはり履かないタイヤを保管する場所にはいつも悩まされる事が多いですし、交換する手間も本っ当に面倒で・・・。
しかしながら毎年必ず雪が降る寒冷地にお住いの方には決してオススメはできません。朝晩の凍結に対応する性能は今のところは乏しいようなので、季節に合ったタイヤをお車に装着して安全に走行できる準備をしましょう。
夏タイヤは年々、燃費の性能が目まぐるしく改良されているので、きちんと履き替えを行ったほうが経済的なのかもしれませんよ。