人間の顔で、相手に与える印象が大きいのは目です。
そう、車のヘッドライトも一緒なんです。これ悩んでる方、意外と多いんです。
その人間でいう目が黄ばんでいたり、くすんでいたりすると、全体の印象が悪くなってしまいます。さらには、ヘッドライトが曇り過ぎて、車検が通らなくてヘッドライトを交換した方もいるんですよ。
え?って気づいていない方も、もう一度お車のヘッドライト確認してみて下さいね!
目次
- 1、なぜ黄ばむ?くすむ?
- 2、対策方は?
- 3、修復方法
- 最後に
1、なぜ黄ばむ?くすむ?
昔のヘッドライトは実は、ガラスだったんです。もちろん今でも業務用やトラック等には使われることもあります。しかし、対衝撃性、重量、コスト、加工のしにくさなどから、現在のヘッドライトはポリカーボネイトという、簡単に言うとプラスティックのような材質に変わってきました。
そのポリカーボネイトのヘッドライトは劣化を防ぐため表面を「ハードコート処理」をされて私たちのもとに納車されています。
ですが、時間がたつにつれ、寒さ・熱さ・酸性雨・太陽光からの熱、紫外線により
「ハードコート」が劣化・変色し剥がれ、露出されたポリカーボネイト自体も劣化・変色してしまいます。
これが、「黄ばむ、白濁、くすみ」の正体です
そして、よかれと思って行っている、撥水コートや、WAX、市販のコーティング剤などもその黄ばみ・劣化に拍車をかける原因のひとつになっています。
また、純正のハロゲンバルブ(55W)を高効率ハロゲンバルブ(65~75W等)に交換すると、明るくなる反面、熱を持ちますので 純正ハロゲンバルブよりもヘッドライトの黄ばみを加速させてしまうという現象も多くなっています。
※片方だけが黄色くなる場合
車の駐車の方向により、片側だけに常に日光が当たったためだと考えられます。
※内側がくもっている
車種によって、ヘッドライトユニットの機密性に差があり、くもる車種は機密性が低く、水分が入ることにより内側の劣化が早いと思われます。
2、対策方は?
では、どうしたら黄ばみや、くすみを防げるのでしょうか?
①紫外線をなるべく避ける。
劣化の一番の原因は太陽光です。太陽光の熱と、紫外線を当たりにくくすれば劣化速度が遅くなります。
青空駐車の方は特に、日があたりにくい方に正面を向けて駐車する。カーポートを設置する。カバーをかける。これでだいぶ劣化は抑えられるはずです。
②ランプを交換する。
ヘッドライトに純正ハロゲン電球が使われている車やヘッドライトレンズの面積が大きい車は、劣化が早く、より目立ってしまいます。
そこで、純正ハロゲン電球から熱量が少ないLEDヘッドライトに交換すると、黄ばみの進行を防止できます。
③キレイにしておく
なるべく、まめに汚れを取り除き、WAXやスプレータイプのコーティング剤などがかからないようにすることです。
3、修復方法
防止する前に、黄ばんで、くすんでしまったヘッドライトを復活させる方法です。
①ヘッドライト交換
コストと時間がかかりますが、間違いないです。
②市販の磨き剤、コーティング剤を使って自分で作業してみる。
市販で、黄ばみ・くすみを取るクリーナーと、保護剤がセットになっているものが販売されています。約4,000~8,000円程度ですが、完全除去は無理です。でもある程度はキレイになりますよ。
③板金屋さんに頼む。
これは耐久性が高く、キレイになります。価格は15,000~30,000円ぐらいです。
※しっかりしたハードコートをしてくれる板金屋さんを探しましょう。
④藤田燃料に頼む!←オススメw
価格は6,000円~ 研磨2工程、磨き2工程、コーティングという本格的な作業です。
最後に
当社で「ヘッドライトクリーン&プロテクト」を施工されたお客様はみなさん本当にびっくりされます。ひょっとしたら当社のクリスタルキーパーよりも感動が大きいかも(笑)
そのぐらい見た目の影響力が大きいんですよね。
黄ばみ・くすみが気になる方は、ぜひ一度、上のいずれかの方法で試してみてください。
見た目はもちろん美しくなりますが、夜間の照射能力が復活して劇的に明るくなり、安全につながりますよ♪
藤田芳伸
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