空から降ってくるものが雪から雨に変わる季節となりました。
道路を走る上で、走行時の危険性は積雪の方があるかもしれませんが、突然の豪雨によって視界が悪くなり「ヒヤッ」とした経験を誰もが一度はしたことがあるはずです。
ワイパーによる視界の確保の他に、窓ガラスにコーティング剤を塗るという方法もありますがコーティング剤が「フッ素」ベースのものか「シリコン」ベースのものかにより、その性能に違いが出てきます。
フッ素成分のものとシリコン成分のものとでの比較を含めたブログ記事になっています。購入の際、または使用の際の参考にして下さい。
目次
- シリコンコーティング剤の特徴
- フッ素コーティング剤の特徴
- まとめ
シリコンコーティング剤の特徴
シリコンが主な成分で販売などがされているコーティング剤の特徴は安くて良く弾くということが上げられます。フッ素成分のガラス撥水剤に比べるとカーショップなどのガラココーナーに置いてあるもので半額から1/3ぐらいで購入できるものもあります。「安いなー」と感じる商品の成分は、ほぼ間違いなくシリコンと言っても良いでしょう。
シリコンの方がフッ素よりも水弾きが強いのでよく弾きます。
注意して欲しいこと
安く購入できるのですが、耐久期間が短いので施工する回数が多くなってしまいます。
シリコンは油です。弾きの効果が切れるとシリコン自体が油膜となってしまい、窓にギラつきが残ってしまう事があるので注意しましょう。
フッ素コーティング剤の特徴
フッ素が主成分で作られているコーティング剤は、長い耐久性と視界の良さが特徴です。通販番組でよく「フライパン自体にフッ素加工されてるんです♪」なんてのよく見ますよね(笑)
そーなんです!雨の水滴だけでなく油分まで飛ばしてくれるんです。
注意して欲しいこと
シリコン成分のコーティング剤よりは値段がお高いです。だいたい2~3倍ぐらいの値段ぐらいになっているものが多いでしょう。
耐久性と視界の良さが特徴のものでも窓に油膜などが付いたまま施工してしまうと、窓にうまく定着せず効果が切れるのが早まってしまいます。また、もともと付いていた油膜により視界が改善されない・・・なんて事にもなりますので、施工前にはしっかりと下処理を施してから施工するようにしましょう。
まとめ
油膜をキレイに除去する下処理がしっかり出来ていますか?
コーティング剤が窓にしっかりと定着するための乾燥時間はじゅうぶんに取れていますか?
視界の改善のためのコーティング剤も、本来の効果を発揮する為には
①きちんと下処理を施してからの施工
②定着の為の充分な乾燥時間が必要となります。
ご使用になるコーティング剤の成分と手順。定着する為に必要な時間をしっかりと理解し、より長く安全な視界を確保できるようにしましょう。
参考記事
鈴木和弘
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