車は様々な条件の道のりを走行します。
雨が降ってドロドロになった道や、工事したての油ギッタギタの道など・・・
お車には様々な洗うだけでは落ちない汚れが付いてしまう場合があります。
そんな汚れを最初に「下処理」としてしっかり落としてから洗車をすることによって劇的に仕上がりがキレイになります。
今日はそんな下処理についてまとめてみました。
目次
- 走行しているだけで付く虫の死骸
- アスファルトに含まれているピッチ汚れ
- ホイールに付いてしまったギトギト油汚れ
- まとめ
夏場に多い虫の死骸
夏場はとても虫が多くなる季節です。
特に夜間に走行する時はライトに虫が寄ってきてしまうので虫汚れがたくさんついてしまいます。
ボディに虫がついたまま放置するとシミの原因になってしまいます。
力ずくで落とそうとするとキズの原因になるので、早めに専用の溶剤を使って優しく落としましょう。
詳しい落とし方は→ フロントバンパーについた虫の怖さと対処法について
走れば走るだけ付いてしまうピッチ
道路を走れば走るだけアスファルトに含まれるタールがボディにピッチ汚れとしてついてしまいます。
普通の洗車では全く落ちないので、専用の溶剤でじっくり溶かして落とす必要があります。
ピッチ汚れについて→ 洗っても落ちない「黒い点々」と「茶色い点々」
ホイールに付いた路上に浮いている油汚れ
ホイールは地面からすぐ近いので、走る際に色んな汚れを巻き上げてしまうためにとても汚れがつきやすいです。
また、先ほど紹介したピッチ汚れやブレーキをかけた時に出るブレーキダストなど足元ですからどこよりも汚れがつきやすくなっています。
当店での洗車作業では基本的にBDC(ブレーキダストクリーナー)を使用してブレーキダストを除去してからボディを洗い始めます。
しかし、それだけではなかなか落ちない油汚れもついてしまいますので油汚れを浮かせて落とすホイールクリーナーを使って専用ブラシで丁寧に洗っていきます。
市販でもホイールクリーナー等はたくさん販売されていますので探してみて下さい。
またホイールコーティングをしておくと洗剤もほとんど必要なく汚れが落ちますよ。
ホイールの汚れについて→ブレーキダストの仕組みと対策
まとめ
洗車をするまえにこの3つの汚れををしっかり落としてあげると、洗車後の仕上がりが劇的に変わります。
洗車のたびに毎回はたいへんだと思いますが、せめて半年に一度ぐらいは「ちゃんと下処理」してから洗車をしてみて下さいね。
大変な時は半年に一回当社のようなプロに依頼することも方法だと思います♪
参考記事
青木薫
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