私が小学生ぐらいの頃は週末の朝になると、父親が家の駐車場でよく洗車をしていたものです。
私たちは洗車仕上げの際には、必ずセーム生地のタオルを使用しています。
このタオルを上手に使うことで仕上がりの時間が劇的に早くなります。
そもそもセーム生地のタオルとは何なのか・・?
使い方を兼ねて、私なりにまとめてみました。
目次
- セームタオルとは・・・?
- セームタオルを選ぶ時の注意点
- 洗車仕上げ時の上手な使い方
- まとめ
セーム生地のタオルとは、いったい何?
一般的に「セーム」などと呼ばれるタオルは、セーム革(鹿の革)の事を言っています。
セーム革にも天然の物と人工の物があり、それぞれに違う特徴を持っています。
実は私たちが生活する上でたくさんのセーム革が使用されており、
繊細な貴金属や、眼鏡拭きなど、実は様々な所に使われています。
セームタオルを選ぶ際の注意点とは?
本革のセームは、とても繊細な貴金属を拭く為に使われたり
メガネのレンズを拭くクロスも実は本革のセームだったりします。
しかし、本革のセームは水に濡れるとヌルヌルになってしまう為
洗車の拭き上げに使用するのには向いていません。
洗車拭き上げに使う場合は必ず
セーム革の良い特徴をもとに作られた人工セームタオルを選ぶようにしましょう。
なるべく大きめのサイズを選ぶと、より役にたちますよ!
洗車時の上手な使い方
人口セームタオルの一番の利点は「おそろしいほどの吸水力」です。
この利点を活かすために、できるだけ大きくタオルを使うようにすると
広い範囲で水を吸収できますので、時間の短縮にもなりますよ。
上面→左右に大きく広げ、奥から手前に引くように使います。
上面→上下に大きく広げ、横に滑らすように使います。
※対角線の角を持つと広く使えます。
途中、水がボディにたくさん残るようになったらひねるように絞って下さい。
そして、ボディに汚れが残っていると、その汚れがセームに付着しボディにキズをつけてしまう恐れがあるので十分気を付けて下さい。
セームタオルで最後まで仕上げをする方もいるようですが
仕上げに使うタオルは、マイクロファイバーのクロスを使うと
残っている汚れもかきとってくれますので、よりキレイに仕上がりますよ!
最終仕上げ前の「おおまかに水を減らす便利な道具」として利用しましょう。
まとめ
車体の大きさに関わらず、車を拭きあげる作業はとても大変なものです。
特に色の濃い車では拭きあげにかかる時間によって
水シミ・水アカが残ってしまいかねません。
なるべく早く・キレイに車を仕上げるためにも
セームタオルは必ず持っておきたいアイテムです!
参考記事
本柳剛史
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