森隼人
こんにちは、森です。
間もなくタイヤ交換シーズンになりますね。
我々のような積雪地区では夏タイヤから冬タイヤ、冬タイヤから夏タイヤへと、タイヤ交換は年に2回行われます。。
シーズンが終了したタイヤの保管はどうしてますか？
意外と知られていない上手なタイヤ保管の７つのポイントを紹介します。
目次
- １、 袋から出して保管する
- ２ 、直射日光を避け風通しの良い場所を選ぶ
- ３、空気を抜いて保管する
- ４、タイヤの内側に水がかからないようにする
- ５、油や熱を避ける
- ６、発電機やバッテリーの近くには置かない
- ７、直接地面に置かない
- まとめ
１、 袋から出して保管する
当社ではタイヤ交換後は、持ち帰り用の袋に入れてタイヤを返却します。これは車内を汚さない様に運ぶ為のものです。
交換時の天気にもよりますが濡れたままで保管すると袋の中で湿気が溜まり、タイヤにカビがはえたりタイヤの劣化の原因になりますので袋から出して保管することをおすすめします。
次回運ぶことを考えてそのままにされる方も多いとは思いますが、少なくとも袋は開けてあげて下さい。
２ 、直射日光を避け風通しの良い場所を選ぶ
当たり前ですがタイヤは「ゴム」です。そしてそのゴムの最大の敵は「紫外線」です。
紫外線を長期間浴びる事で表面に亀裂が入り、劣化を早めてしまいますので直射日光は避けて風通しの良い物置小屋などで保管出来れば劣化防止にもつながります。
北側でそんなに日光が当たらないからと思っても明るければ必ず紫外線が当たっています。
３、空気を抜いて保管する
タイヤの内側には、車の荷重に耐えられる様、かなりの圧力がかかっているので、そのまま保管するとタイヤに負担がかかり、ヒビ割れや劣化を早めてしまう恐れがありますので、ホイール付きで保管する場合は指定の空気圧よりも少し低くして保管することで劣化を抑えられます。
いまのタイヤは比較的その負担には強くはなっていますが、アジアンタイヤなどは耐久性が低いものが多いので特に注意が必要です。
＊空気圧を低くするには専用の工具が必要です。
４、タイヤの内側に水がかからないようにする
タイヤ保管中に内側に水が入ってしまうと装着後、その水の影響で空気圧が変化してしまいます。
また、ホイールに付着することでホイールの劣化につながりますので、雨水などがかからない場所に保管することが重要です。
とはいえ、ホイール付で保管しているばあいは問題ありません。
５、油や熱を避ける
タイヤは油を吸収する性質を持っているため、油が付着すると変形や劣化の原因になります。
油分の少ない場所を選び、付着した場合は拭き取ってから保管しましょう。また、高温になる場所に保管すると変形の原因になります。
とくにエアコンの室外機やその他機械の側は避けて保管してください。
６、発電機やバッテリーの近くには置かない
あまりないケースですが発電機やバッテリーが近くにあると発生するオゾンによってヒビ割れの原因になります。
タイヤのヒビはひどくなれば、直接の事故につながりますので、保管場所は本当に注意してくださいね。
７、直接地面に置かない
直接地面に置いてしまうと、下からの湿気でタイヤを痛めてしまいます。また、タイヤ内部の薬品がにじみ出て、床などを汚してしまう恐れがあるので、スノコやダンボールを敷いてから置くようにしましょう。
ほどよく空気が流れる状態がbestです。
まとめ
私たちの地域では、土地も建物も豊富にあるのでタイヤの保管で困ることは少ないと思いますが、ほとんどの方が保管方法は間違っているケースがほとんどです。
タイヤは直射日光や雨水、油に弱いため、間違った保管をすると、劣化を早める原因になってしまいます。
とにかく保管する際は暗くて風通しの良い場所がオススメです。
因みに、当店では便利なタイヤ保管を承っております。
保管場所がない！タイヤの持ち運びが大変！などでお困りの方は当店にお問い合わせください。
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