欧州車の悩み金属シミの原因と対策|白河市・棚倉町の洗車専門店

欧州車によく見られるのが窓のふちなどに多く付いている「金属モール部分のシミ」です。
きっと、気になっている方も多いはず・・・。

欧州車の金属モール部分だけが白くくすんだシミになってしまうのには、意外な原因があったんです。
今回はその原因と対策を簡単にまとめてみました。

目次

  • 1、欧州車に使われている金属モール部分の素材とは
  • 2、シミになってしまう原因
  • 3、モールクリーン&プロテクト
  • まとめ

 

 

1、欧州車に使われている金属モール部分の素材

ドイツやフランスなどの車メーカーなどの窓枠に使われている金属モールの素材は、アルミニウム素材の物にアルマイト加工という特殊な加工をしている物がほとんどです。
(簡単に言うとアルミニウムの素材が錆びたりしないように表面を加工しています)

日本車やアメリカ車などには、樹脂をメッキで塗装したり、ステンレスの素材を使ったモールが使われています。

2、シミになってしまう原因

欧州車のモールだけが白くくすんだようなシミになってしまう原因には、アルカリ性の洗剤、酸性雨、黄砂などが原因にあげられます。

アルミ製品をアルカリにさらすと、水酸化アルミニウムという白く粉を吹いた状態になるようです。要は、アルミにアルカリがかかって、錆びちゃいましたよ・・・。ということ。

日本のような高温多湿の気候も影響している。とも言われていますが、汚れを分解してキレイに洗える洗剤が販売されていたり、春先には大量の黄砂を含んだ雨が降ったり、日本という国ではアルミ素材を腐食させやすい環境が整ってしまっているようです。

ちなみに、欧州車をヨーロッパで乗る分には黄砂も降らないし、何らシミになる心配はないようです。

3、モールクリーン&プロテクト

白くくすんだシミを、特殊な樹脂で出来た研磨シートを使い根気よく磨き、白くなったシミが完全に削り取れたら、2種類のコンパウンドで丁寧に磨き、新車のようなツヤを創り出します。

施工前

施工後


施工前

施工後

新車のようにキレイになったモール部分にガラスコーティングを施し、さらにレジン被膜を重ね、2層のコーティング被膜によって強力にモール部分を保護します。

強力な撥水性をもったコーティングなので、原因となるアルカリ性の何かがかかっとしても、そのもの自体を弾いてしまうので安心です。

まとめ

どこか1つのパーツが汚れていたりするだけで、お車全体としてのイメージもだいぶ変わってくると思います。

また、市販されている溶剤を使ってご自分で磨く方も多いと思いますが、物を磨くという事はコーティングなどで何かしらカバーしてあげないと、錆を逆に発生しやすくしてしまったりもします。

「白くくすんだシミ」諦めてしまう前に1度はプロに任せてみるのもいかがでしょうか♪

気になる方は是非ご相談おまちしております!

参考記事

洗車にマイクロファイバーが良い理由。

「ガラスのウロコ除去」藤田燃料の裏メニュー

洗っても落ちない「黒い点々」と「茶色い点々」

 

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本柳剛史

現在、関辺SSの洗車・コーティングの責任者。(コーティング技術1級) 日頃からお客様のなかにファンも多く、特に子供からの人気が尋常ではない。(精神年齢的?)おのずと関辺SSの販売実績では常に先頭を立って後輩を引っ張っていく存在。ブログでも活躍してくれるだろう!という社内の期待は大きい。

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