いよいよ、冬タイヤ交換への交換の季節になりました。
昨年もタイヤ交換でタイヤショップやスタンドに行ったけれど2時間待ちなんて当たり前だったと多く聞きます。
そんななか、簡単に自分の車に入っている工具で交換出来るように「車載工具を使ったタイヤ交換方法」についてまとめてみました。
※今の車の中には工具が搭載されていない場合もあります。
1、車載されている工具
タイヤ交換には専用の工具が必要です。
車を購入時に最低でも、この3つの工具が搭載されています。
ジャッキ・ジャッキ用補助工具(クルクル棒)
少なくてもこの3点は、車載されているはずです。
この、3つの工具があれば、車を持ち上げてタイヤを交換することが出来ますが、作業時の怪我や汚れ防止に軍手、作業用手袋。ジャッキアップ時のタイヤの輪止め、使いやすいクロスレンチがあるとスムーズに安全に作業ができますよ。
今回は、車載工具を使用した正しい交換手順について紹介します。
2、交換手順
①車載されているジャッキを使って車を持ち上げます。
ジャッキアップをする時は、必ず平らな所でエンジン切りパーキングにいれて、サイドブレーキを引いてください。
必ず車にはジャッキポイントがありますのでそこにかけて持ち上げましょう。
②エル型ボックスレンチとジャッキ用補助工具を使いタイヤが浮くまで回して下さい。
ポイントとして車を完全に地面からあげる前に、タイヤを止めているナットを少し緩めておく事が大切です。
地面とタイヤに間に指2〜3本分程度を目安にタイヤを浮かせます。
③タイヤが地面から離れたら工具を使って全てのナットを外します。その時足の膝でタイヤを支えて置くとタイヤがガタガタせずにスムーズにナットを外せます。
全てのナットを外したらいよいよタイヤ交換です。
外したタイヤを車と地面の間に入れて事故防止をして、交換するタイヤを外した時と同じように取り付けて、膝で支えてナットをクロスする感じで付けて行きます!
ワンポイントアドバイス
交換するタイヤを車と地面の間に入れておくと良いです。もしもジャッキが外れた時の事故防止になります!
④ナットを付ける時のイメージとして
5つ穴であれば星を書く感じで、ナットを取り付けます。
4つ穴の場合は一つ空けて隣のナットではなく、対角線上のナットを取り付けてください。
しっかりとナットを絞めたら、車をあげたのと逆に事故防止のタイヤをずらして車を下げて下さい。
⑤残り3ヶ所のタイヤも①〜④のように同じ作業で行なって下さい。
全ての交換が終わったら最後にナットの最終確認、増し締めを行なって下さい。
①〜⑤までの作業でタイヤ交換が終了です。
3、最後に
タイヤ交換を自分ですることで交換料金がかかりません。
タイヤショップやスタンドですと、タイヤサイズによって値段もまちまちですが、交換工賃でだいたい2000円〜5000円位はかかるはずです。
安全にできれば、自分で交換した方が絶対お得ですし、自分のタイミングでできますよね。
大切なのは、自分でタイヤ交換したときには、必ずスタンド等でタイヤの空気圧を規定圧に調整してください。タイヤの空気は数か月の間に低下しています。
また、心配であればナットの増し締めを専用のトルクレンチで見てもらうことで安心して走行できますし、楽しいカーライフを送れるはずです。
万が一、出先でタイヤがパンクしたりした時にも同じ手順でスペアタイヤへの交換が出来るはずです。
是非、挑戦してみて下さい♪
わからないことがあれば、お気軽にお問合わせ下さい。
参考記事
金澤秀敏
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