タイヤ選びで本当に優先したい5つのコト|白河市・棚倉町のタイヤ専門店

GWに入り夏タイヤへの交換した方も80%を超えました。
タイヤ交換はしたいが、タイヤのゴムが減っている。
交換はしてみたもののかなり減っていて交換しなきゃ・・・
買い替えるのならばどんなタイヤがいいのか解らない。
そんな時にオススメなタイヤの選びの5つの優先基準をタイヤ担当の金澤秀敏が紹介します。

はじめに

車にとって、タイヤは命です。
車で地面に接地しているのはタイヤだけですよね?
タイヤ1本の接地面はおよそハガキ1枚分程度です。
地面に設置しているタイヤが4本なので、わずかハガキ4枚程度の接地面で車の速度をコントロールしています。極端な話、私たちは、たった4枚のハガキに命を預けて車を運転しているのです。
車は、進むも止まるもタイヤ次第ですよね。
そこで、タイヤの性能の何を優先するべきか、タイヤを買い替える時の優先基準を5つ参考にしてみてください。

1、低燃費性を優先する

低燃費タイヤとはよく転がるタイヤのことです。

アクセルを踏む量が減る➡燃料消費が少なくなる

転がる抵抗、つまり地面との摩擦の抵抗を極力抑えことで転がりやすいタイヤのことです。
車の性能によって燃費はちがいます、低燃費タイヤを装着することで燃費性をさらに高める事が出来ます。
少ないガソリンで長距離移動できればお金もかかるりませんし、節約にもなります財布に優しいタイヤを選ぶなら低燃費タイヤといえます。

低燃費性能により、3~5円/L変わるともいわれています。

2、排水性を優先する(重要)

いきなりですが

夏タイヤの性能は雨天時の排水性

冬タイヤの性能は氷上でのグリップ力

と言われています。

夏タイヤに関して、タイヤ交換時にスタンドやタイヤショップで「スリップサインが出てますよ!」と言われたことありませんか?
スリップサインが出てしまったすり減ったタイヤで走行すると雨の日ほど事故が増えます。
これは、タイヤと路面の間の水をかきだす力(排水性能)低くなりタイヤが路面から浮いてしまいハンドルやブレーキが効かなくなる現象(ハイドロプレーニング現象)が多く発生するためです。

タイヤは全て同じような感じがしますが、雨天時の時の制動つまり排水性の高いものが夏タイヤの高性能なタイヤといえます。
その性能を示している表示を確認してみてください。

上の表示は低燃費性能で、下の表示がウェット性能、つまり「雨天路面での排水性能」を表しています。
おすすめは「b」以上です。

冬タイヤに関しては、たいがいの冬タイヤは雪の路面では性能は変わりませんが、凍結路面での性能に違いが出てきます。
これも実は「排水性」が関係してきます。
乾いた氷は滑りにくいのですが、濡れた氷は一気にスリップしやすくなるので、その氷の上の水をどれだけ排水できるかが、その冬タイヤの性能といえるのです。
ここはやはり、国産タイヤがずば抜けています。

3、静粛性を優先する

排水性も大事ではありますが運転しているときの静粛性を優先することで乗り心地を良くする事が出来ます。
走行中の騒音はロードノイズといい、運転中タイヤが路面に接することで発生する「ガー」「ゴー」っと耳に響く騒音を抑える性能が静粛性能です。
ロードノイズが気になると乗り心地も悪く感じてします。
静かなタイヤの装着は車の運転時のストレスにもなりませんよ。

ノイズを軽減するための、形状、ゴム質、内側に特殊スポンジ・・・などなど、各社工夫していますので、スタッフに確認してみてくださいね♪

4、グリップ力を優先する

グリップ力とは地面を噛む力のことです
コーナーリングや悪条件での運転スピードを求めて走りたいそんな時はスポーツ走行用のグリップ力の強いタイヤを選びましょう当然排水性にも優れています。
主にスポーツカーによく選ばれているタイヤですタイヤの表面の地面に接するトレッドパターンも独特です。
全部のタイヤがどっちに転がってもいいと言うわけではありませんタイヤには方向性パタンと言うものがあり初めから回転する方向が決まっているタイヤもあります

操縦安定性、コーナリング性能が高いタイヤを選ぶと、急にハンドルを切ったときに、すぐ反応してくれるので、乗り心地だけでなく安全性能も高いタイヤとも言えます。

5、価格を優先する

当たり前のことですが性能を優先すればするほどタイヤの値段は高くなります。
特に優先する性能、こだわりがない方は、価格で選んでもいいと思います。
実際にベーシックタイヤが1番履かれています。
特に排水性能、静粛性能、燃費性能、グリップ性能が悪いわけではありません。ベーシックタイヤを基準に優先したい性能を探すのもありかとも思います。

しかし、家族で出かけるミニバン、普段乗りの軽自動車、長距離運転が多い、ほとんど短い距離しか乗らない。
などなど、使い方によって選ぶことで価格以上の価値を見出せることもありますので、スタッフに相談してみてください。

まとめ

自分の中でどの性能を優先するかで夏タイヤの選び方は変わってきます、
単純に価格だけで選んでしまうのか?
それとも性能にこだわって選ぶのか?
自分のライフスタイルに合わせて選ぶのか?
色んな選び方があるはずです。

「事故のほとんどが、一人では起きない。」

ということを覚えておいてください。
大概の事故に相手がいる、同乗している家族もいるということです。

 

参考記事

夏に冬タイヤをはくことで起こる3つの危険

3割長持ち!?上手なタイヤ保管7つのポイント

5台に1台が、5円/ℓ損している空気圧の話。

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金澤秀敏

近津SS 教育リーダー
近津SSの教育リーダー兼、タイヤ担当として常に前線でスタッフを引っ張っている優しいリーダーです。 大きな体をしていますが、意外な弱点があります。 実は、暑さに弱いのです・・・ 毎年暑い夏が来ると夏バテで暑さに苦しんでいます(笑)

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