「最近ワイパーっていつ交換しましたか?」
中にはお車を購入されてから1度も交換されたことがない方もいるかもしれないですが、劣化したワイパーをずっと使っていると実は様々なトラブルを起こしてしまう事も・・・今回初めて記事を作ったので、分かりづらいかもしれませんが読んでみて下さい。
ワイパーの交換の目安はどのぐらいなのか
ワイパーを交換する目安として推進されている期間として1年に1度の交換が良いとされています。
ワイパーの素材はゴムなので雨や風、紫外線にさらされると時間と共に劣化してしまいゴムが硬くなってしまいます。硬くなり柔軟性がなくなったゴムを使用していると窓全体に均等に力を加えることが出来ないので拭きムラなどが発生し、安全な視界を保てなくなってしまうのです。
使用時の症状による診断と対策
まずは雨の日に拭き取り状態をチェックしてみましょう。
スジ・モヤ
ガラス面に細かいスジが残ってしまい、全体的に不透明な感じになる。
原因
①ゴムのエッジ部(ガラスに接する部分)が摩耗してしまっている。
②ゴムに異物が付着している。
対策
①新しいゴムに交換する。
②エッジ部を清掃してみる。
ビビり
ワイパーが音を立てて跳ねる感じ。スムーズに動かない。
原因
①ゴムが変形している。
②ガラス面にワックスなどが付着している。
③撥水加工したガラス面
対策
①新しいゴムに交換する。
②ガラス面を洗浄してみる。
③グラファイトゴム(撥水処理対応)のワイパーに交換する。
にじみ
拭いた後に、水がにじんだように不規則な拭き残りが出る。
原因
①ワイパーフレーム(骨の部分)の変形やガタツキ。
②ゴムの変形や劣化による固化。
対策
①新しいブレード(フレームとゴムのセット)に交換する。
②新しいゴムに交換する。
全体的な拭きムラ
ゴムがガラス面に均等な力で接触せず、全体的に拭きムラが残る。
原因
①ワイパーフレームの変形やガタツキ。
②ワイパーのゴムが切れてしまっている。
対策
①新しいブレードに交換する。
②新しいゴムに交換する。
劣化したワイパーの使用によって起こりうるトラブルとは・・・
ワイパーのゴムは新しいうちは柔らかく柔軟性を持っていますが、月日が経って劣化が進むにつれ硬くなり、柔軟性もなくなります。
硬くなり柔軟性もないゴムはブレードの力が均等に伝わらなくなるので、拭き残しが目立つようになりいづれはゴムが切れてしまうことがあります。ゴムが切れてしまうとゴムに均等な力を加える為の金属ブレードが窓ガラスにキズを付け、キズが視界を悪くさせてしまう原因になってしまうのです。
窓ガラスについてしまったキズは窓ガラスの研磨や、ヒドイ場合には窓ガラス自体を交換しなければいけない場合もあり大変多額な費用がかかってしまう為、ゴムが切れているのを発見した場合にはすぐにワイパーを交換するようにしましょう。
まとめ
ワイパーは視界の安全を大きく左右する劣化品です。
使用の頻度や保管状態によって物の寿命は変わりますが、いつどんな豪雨に見舞われても安全を確保できる状態に保つことを常に心がけるようにしましょう。
安全を向上させる方法としてワイパーの力だけではなく窓ガラスをコーティングすることで、もっと安全な視界を確保する手段などもあります。
そして窓ガラスの視界に少しでも不安があるようであれば、当社のようなガソリンスタンドやカーショップで相談してみてくださいね♪
参考記事
藤田燃料 編集部
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