いまや洗車コーナーには、必ずといっていいほど置いてある「マイクロファイバークロス」
当社でも洗車、コーティングには欠かせないアイテムのひとつになっております。もちろんキーパーで作っている特別なクロスですが。
昔の当社の洗車拭き上げは、綿100%のタオルでした。日が経つにつれ、繊維が細り固くなり、1年も経つ頃にはタワシのように・・・・・
いまは、必ず洗車・コーティング拭き上げには「マイクロファイバークロス」を使っていて、少しでも吸水性の悪くなったものは整備用ウエスにどんどんスライドしていきます。性能のかなり高いウエスになります(笑)
ですから、「マイクロファイバークロス」は各店舗、400枚/年~(金額に換算すると、約30万円/各店)購入していることになります。それだけで品質が一定に保てるなら高くはありません。
ではなぜ、「マイクロファイバークロス」が洗車にいいのか?
目次
- 1、柔らかいのでキズがつきにくい。
- 2、吸水性が高いので早く仕上げができる。
- 3、かきとり力があるので汚れも取ってしまう。
- まとめ
1、柔らかいのでキズがつきにくい
一度触った方はわかると思いますが、髪の毛の100分の1の細さといわれる繊維ですからフワフワ、サラサラです。
さらに、洗車拭き上げ時には、一度水に濡らし固く絞って使えば吸水性が増し、さらにボディには優しくなり、キズがほとんどつきません。
今は、機械の洗車機も主流がスポンジブラシで、キズがつきにくくなっているのですから、クロスも進化させなければね。
乾いた綿のクロスで拭き上げると少しづつですが、必ずキズが付くということを知っていてください。
2、吸水性が高いので早く仕上げができる。
1でも述べたように、髪の毛の100分の1の細さといわれる繊維ですから、一般的な綿のクロスよりも何倍もの水分を吸収することができます。(毛細血管現象)
たとえ、濡らして固しぼりして使ったとしても、セームである程度の水分を取り除いた後ならば、1枚で普通車1台絞らずに充分仕上がります。(当社の使っている「キーパークロス」程度の厚みのものであれば・・・)
もう一つの特徴は給水した水分を戻しにくい特徴があります。
これらの性能はプロにとっても大変ありがたいものです。
3、かきとり力があるので汚れも取ってしまう。
繊維が細いということは、繊維の本数がべらぼうに多いので。汚れを「かきとる」性能も有しています。
さらに繊維の形状によりエッジが効く形状になっていて、そのエッジング効果によりワックス・コンパウンドの拭き取りなどはもちろん、軽い水垢、軽めの虫などはかなり除去できます。
我々も、「虫取り」をアラカルトで行うときは、最初に虫用の洗剤をかけて浮かし普通に洗車をし、(この時点で90%は除去できる。)拭き上げのときに、マイクロファイバークロスで仕上げの除去を行っています。
まとめ
これらのことから、「すごいじゃん!マイクロファイバー!」って思うかもしれませんが、欠点もあります。
・柔らかいと思って、強くこすりすぎキズをつけてしまう。
・汚れが取れるからと、しっかり洗わずに拭き上げてキズをつけてしまう。
・普通のクロスより高額。
使うときは濡らして、固く絞って使う。少し吸水性が悪くなったり、繊維が固くなったらウエスにする。安易にこすり過ぎない。
これを気をつけて頂ければ最高の洗車アイテムです。
生田目祐一
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