仕事を終えて、疲れた体に冷えたビールを一杯!!…おいしいですよね。
しかし、何気なく飲んでいるビールにもたくさんの種類があることをご存じですか?
種類ごとに素材や製法、更には時代背景も見えてきて、とても面白いです。
今回は数種類のビールについてご紹介します。
※今回の記事の内容に関しては諸説あり、個人の感想を含みます。予めご了承下さい。
- 1、日本のビールの主流「ピルスナー」
- 2、ビールが苦手な人はこれ「ヴァイツェン」
- 3、苦み・風味を味わいたい人向け「IPA」
- 4、芳醇な香りをどうぞ「ペールエール」
- 5、熟成された旨み「バーレイワイン」
- 6、香ばしく深いコク「スタウト」
- まとめ
1、日本のビールの主流「ピルスナー」
ピルスナーとは、19世紀にボヘミア(現在のチェコ)のビルゼン地方で生まれた種類で、淡く透き通った黄金色で、スッキリとした爽やかな喉ごしが特徴です。
日本の高温多湿な気候に適していることと、ビールの発酵に時間がかからず、均質な製品を大量生産できるという理由から、日本で流通しているビールの大半はこの種類になります。
ドンドン飲めてしまうので、悪酔いに注意ですよ(笑)
2、ビールが苦手な人は「ヴァイツェン」
ドイツ語で「小麦」という意味のヴァイツェンは、南ドイツで14世紀以前から作られている伝統的な種類で、小麦麦芽を50%以上使って作られています。
中に入っている酵母をろ過しない「無ろ過」が基本になるため、白濁していて「白ビール」と呼ばれることもあります。
苦みがとても少なく、フルーティーな香りがするので、ビールが苦手な方はここからチャレンジしてみるのもいいですよ!
3、苦み・風味を味わうなら「IPA」
IPAとは「インディア・ペール・エール」の略で、18世紀末にインドに滞在するイギリス人にビールを届ける際に赤道直下の猛暑地域を航海してもビールの品質が悪化しないように材料のホップの量を多くし、アルコール度数を上げて日持ちするように工夫された種類になります。
ホップが大量に使われているので、ポップ由来の香りと苦みがとても強いので「苦いのが好き」という方はぜひ飲んでみて下さい!
4、芳醇な香りをどうぞ「ペールエール」
直訳で「色の淡いエール」という意味を持つ、イギリスのバートン・オン・トレントという小さな町が発祥のイギリス伝統のビールです。
先ほど紹介したIPAよりホップの量が少なく、仕込みの際に硬水を使用しているので飲みごたえがあり、特有のフルーティーな香りが楽しめます。
香りを楽しむ事に適したビールですので、キリッとした喉ごしを楽しみたい方へはオススメできませんけどね(汗)
5、熟成された旨み「バーレイワイン」
地理的に寒く、ブドウ栽培が困難があることから、ワインに対抗して作られたイギリス生まれのビールです。ちなみに「バーレイ」は「大麦」という意味です。
原料は普通のビールと同じ、麦芽・ポップ・水のみなんですが、アルコール度数が8~12%とワイン並みに高く、6ヶ月以上熟成されて製造されます。
ビールでアルコール度数の高いものを作ろうとすると、大量の材料と長い熟成期間が必要で非常に手間がかかるため、日本国内で製造しているビール会社はわずかしかありません。
大事な記念日や自分へのご褒美に、別次元の味わいをどうぞ!!
6、香ばしく、深いコクの「スタウト」
真っ黒になるまで焙煎した麦芽を原材料に使用し、炭酸は弱いが苦みと酸味が強く深いコクのあるビールです。
有名な「ギネス」社の創業者、アーサー・ギネス氏によって考案され、当時は麦芽に税金がかけられていたため、対策として大麦を発芽させずに焙煎する手法を用いたことが始まりだそうです。
冬の寒い時期に、暖まりながらゆっくり飲むのもいいですよ♪
まとめ
さて、色々書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
みなさんは全部のんだことありましたか?
いつもの記事とはだいぶ異なる内容となりましたが、ご帰宅後の楽しみの参考になれば幸いです。
私も、美味しいお酒と食事を楽しみつつ、洗車・コーティングを頑張りたいと思いま~す!
あっ、ビール編ってことは、シリーズ化するつもりなので宜しくお願いします(笑)
青木薫
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