「紫外線」は女性の日焼けだけに限ったことではなく、目にも大きな影響を与えて、実際に病気も増えてきています。
海外でのサングラスをかける目的には、ファッションもあるでしょうが、「目を保護する」「日差しを遮る」という役割でかけることが多いのですが、日本でサングラスをかけると、「かっこつけて・・・」っていうイメージがいまだに強いようで、まったくかけない方もいますよね。
日本人の目の病気が増えてきているのは、この考え方に原因があり、これからはもっとその病気が増えるといわれています。
ちなみに「紫外線」により発症しやすい代表的な目の病気は以下の通りです。
「白内障」
良く知られていて、視界が白濁してしまう病気です。
年配の方がかかるイメージの病気ですが、大きな原因は「紫外線」の蓄積です。
わかりますよね、長年の紫外線によって「白内障」になりやすいのです。
他に喫煙も原因と言われていますが、紫外線が一番大きいようです。
若いうちにたくさんの紫外線を目にあびていると、早い人で40代でも発症するそうです。
日頃のサングラスケアで防げるなら、防ぐに越したことはないですね
「加齢性黄斑変性症」
国内の失明原因のトップは、緑内障ですが、増加率が最も多いのが、加齢性黄斑変性症です。
欧米では失明原因のトップです
主に高血圧、心臓病、紫外線、目の色素が薄い、緑黄色野菜の不足などが原因です
食生活の欧米化が、近年の増加の原因と予測されますが、
紫外線の蓄積が悪影響を及ぼしているのは、間違いありません。
他にも、「雪眼炎」「瞼列班」「翼状片」などがあります。
すくなからず「紫外線」が影響していると考えられています。
夏はサングラスのイメージがありますが、冬はスキー場以外でのイメージが薄く、でもそれは逆で、冬こそ怖い紫外線なのでこんなブログを買いみた次第です。
ちなみに、私は冬の運転でもサングラスをします。というか、するようになりました(笑)
- 1、冬の太陽の角度
- 2、乾燥の影響
- 3、反射の怖さ
- 4、曇っていても油断できない
- 5、影響は運転にも出ます
- まとめ
1、冬の太陽の角度
冬の太陽の角度が低いのはご存じですよね。
そう、夏の太陽は高いところからの光線なので目に鋭角に入りにくいのですが、冬の太陽はまともに目に向かってきます。
夏の太陽光線のエネルギーの方が大きいのですが、実は冬の方が目に対する影響が大きいのです。
2、乾燥の影響
秋から冬は、大陸から乾燥した大気がどんどん日本に送られてきて、日の光をさえぎるものがありません。
逆に、夏場は常に大気中に湿度がたくさん含まれていて日の光を少なからず遮ぎっています。
これが冬の日差しが眩しい理由と、以前もブログを書きましたが、眩しいだけでなく目に大きな影響を与えやすいんです。
3、反射の怖さ
いま雪が積もっているので少なからず感じている方も多いと思いますが、晴れた日は外、眩しいですよね?
そう、雪で反射している光も目入ってきています。
夏、周囲の緑は光を6%しか反射しませんが、それが雪となると、95%にもなります。
つまり、上空から入ってくる紫外線と、95%も反射してくる紫外線が合わされば・・・・・怖いですよね、冬の紫外線・・・。
4、曇っていても油断できない
あまり知られていませんが、冬の曇りのお天気でも約80%の紫外線が我々に当たっています。
お天気でも曇りでも注意が必要ってことになります。
しかも曇り空の紫外線は、UVAと呼ばれ、赤外線で言うと遠赤外線で、少しづつゆっくり中までじっくり焼けるような怖いものなのです。
そしてこの紫外線は露出されている肌だけでなく、特に目に少しづつ長い時間をかけてダメージを与え続けているのです。
5、影響は運転にも出ます
冬の太陽光線は運転にも影響が出ます。
西日の貧しさで視界が悪くなり、事故につながることもあります。
また、眩しさの余り、目を凝らしすぎて目が疲れて眠くなりやすくなったり、運転に疲労が出たりもします。
その目の前の事故の原因に、冬の日差しが影響しているのかも・・・・・
まとめ
「白内障」の発症は45歳以上の中年に多く、年齢を重ねるにつれて割合が増加します。
また、80歳以上の高齢者はほとんどが何らかの形で白内障の症状を引き起こしているといわれています。
いつまでも元気な視界でいるためにも、もう一度サングラスについて考え直してみてはいかがでしょうか。
藤田芳伸
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