皆さんのお車に必ず付いているヘッドライトですが、『ライトが暗く感じる』『夜の運転が疲れる』なんて思った事はありませんか?
それはヘッドライトがきちんと進行方向を照らせておらず運転しづらい状態になっているのかもしれません。
まぁ暗く感じるのには様々な原因が考えられますが、今回は光の向きについてのお話しです。
- 1、ヘッドライトの光には向きがある。
- 2、光軸の確認方法
- 3、光軸が狂ってしまう原因
- 4、光軸を調整するには…
- 5、他に原因があるかも・・・
- 最後に
1、ヘッドライトの光には向きがある
ヘッドライトの光の向き、これを「光軸」と言います。
イメージをするならば懐中電灯を照らす際に、遠くを照らし過ぎても近くを照らし過ぎても見えづらい。
丁度良い角度ってありますよね?……これです。
よく、バッテリーが弱ってるから暗くなっていると思ってしまう方も居るようですが、案外、光の向きが合っておらず暗くなってしまう事が多々あるようです。
2、光軸の確認方法
光の向きを確認するには、車検場などにある専用のテスターを使用しないと基本的にはわかりません。
おおまかに確認だけする方法を言うのであれば
・夜に車を壁に向かって駐車し(なるべく近く)ライトを付けてみて下さい。
・壁に光を当て、ぼやっとした光の中に横すじみたいな部分があります。
それが光の向き(光軸)です。
3、光軸が狂ってしまう原因
原因は様々ありますが、考えられる原因をいくつか…
①社外のヘッドライトに替えた
②たくさんの人、もしくは荷物を積んだ
③タイヤのサイズを変えた
④車高の高さが変わった
などが考えられます。
でも、最近の車には光軸(光の向き)を任意に調整できる機能が付いている車もありますので、それを使って見やすくする事もできます。
4、光軸を調整するには
任意で付いている機能で調整するのも良いのですが、これはあくまで目視による調整なので正確さに欠けます。
結果的にはやはり、しっかり整備工場やディーラーへ相談し、正確なテスターを使った調整をするのが良いでしょう。
私の個人的な情報になりますが、民間の工場あたりだと約3,000円程で調整してくれますよ!あくまでも参考にしてみて下さいね。
5、他に原因があるかも・・・
他に暗くなる理由に、カバーの劣化の可能性もあります。
左の写真のように黄ばみやくもりがあると、充分な照度が足らず暗くなってしまっていることも多くあります。
これを、「ヘッドライトクリーン&プロテクト」をすることで、明るく戻ることも多いですよ。
一度、車のヘッドライトを確認してみて下さい。
カーケアショップにある程度キレイにする用品が販売されていますし、当社のコーティングメニューにもありますので、是非お試し下さい。(7,000円程度)
参考記事:目から新車に戻す!(ヘッドライトの黄ばみ・くすみ)
最後に
光軸か、黄ばみ・くもりを解消することでほとんどの暗さが復活します。
安全な夜間の運転をするためにも、ヘッドライトちゃんと確認してくださいね。
高橋祐記
最新記事 by 高橋祐記 (全て見る)
- タイヤにミゾがある本当の理由|白河市・棚倉町のタイヤ専門店 - 2020年10月10日
- 夏に冬タイヤをはくことで起こる3つの危険|白河市・棚倉町のタイヤ専門店 - 2018年8月18日
- 空気圧点検と一緒に見ておきたい夏タイヤ3つのコト|白河市・棚倉町のタイヤ専門店 - 2018年5月3日