我々が住んでいるこの地域は、春は、3~4月、冬は、11~12月とタイヤ交換シーズンに入ります。
ご自分で交換される方も、ガソリンスタンドや車屋さんにお願いする場合もあります。
ご自分で交換されるときに、「?」と思ったキズや、変形はありませんでしたか?
そのキスや、変形がどんな状態なのかをまとめてみました。
- 1、いつの間にかやっちゃった「キズ」
- 2、「ダメな変形」と「大丈夫な変形」
- 3、経年劣化?品質?こわーい「ヒビ」
- まとめ
1、いつの間にかやっちゃった「キズ」
いつの間にかやっちゃってた「キズ」
これはヤバイです。交換しないと大変危険です。
タイヤの「サイド」は想像以上に弱いんです。しかも「サイド」は修理ができません。
なので交換するしかないんです。
これでもダメです。すぐに交換をおススメします。
2、「ダメな変形」と「大丈夫な変形」
タイヤに、変な出っ張りはありませんか?
これ、何かにぶつけて、タイヤの裏側にキズがついた状態で発生する出っ張りなんです。
そのキズがついた所は、弱ってますから空気圧に耐えにくくなって膨らむんです。
「ダメな変形」ですね。
サイドなので修理ができないので、交換しかありません。
こんな凹み、見たことはありませんか?
これは「大丈夫な変形」です。
これはタイヤの構造から発生するレアな変形なんですよ。
実はタイヤは1枚のゴムを繋いで輪にしています。
そのツナギ目は重なってしまう為、頑丈になり空気圧に負けない状態、つまり凹みとなって表面に現れることになります。
今では本当にレアなんですよ♪
3、経年劣化?品質?こわーい「ヒビ」
よく見かけるこんな感じの「ヒビ」ありませんか?
多少なら大丈夫ですが、激しい状態ならば交換が必要です。
そのキズから、空気モレや、タイヤが破裂する「バースト」が発生する危険があります。
この状態以上はアウトです!
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「ヒビ」は、経年劣化や、紫外線などの自然環境でも発生します。ですが、タイヤのゴム質によっても早く発生します。
つまりゴムに含まれるオイルの質、そのオイルが減りやすいかがタイヤや、メーカーによっても変わってくるのです。
なのでタイヤ選びって大事なんです。
地面に設置する「トレッド部」のヒビも、もちろん危険です。
空気が入っている状態だとそれほどではないようですが、空気を抜いてタイヤをつぶしてみると、どのぐらいキズが深いかがわかりますよ。
まとめ
紹介した、「キズ」「変形」は我々が普段行っている「タイヤ点検」でも確認するところです。
気になった方は、交換が済んでしまっていても、もう一度確認してみてはいかがでしょうか。
タイヤによるトラブル、事故は運転手の責任です。
そして、運転手だけではなく、対向車、後続車、歩行者にも迷惑をかける可能性があることをもう一度考えて頂けると、タイヤ選びも変わるかもしれません。
藤田芳伸
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