いつどこで起きてしまうか分からない『パンク』お客様から「このタイヤ、パンクしてるみたいなんだけど、どこから空気が漏れてるかわからないんだよ…。見てくれない?」という依頼がよくあります。
最終的には、ガソリンスタンド等で修理することになるのですが、パンクの原因って何なんでしょうか?
- 1、外敵要因
- 2、劣化
- 3、その他
- まとめ
1、外敵要因
これは代表的なパンクの原因です。
異物が刺さりタイヤを貫通してしまいそこから空気が漏れてしまいます。
運が悪かったと思うしかありません・・・
これをなるべく避けるのには、工事現場の近くに行かない!ぐらいしありません(笑)
それもあくまで確率の問題ですが。
他にも、タイヤのサイドはもっと弱いので、ちょっとこすったりしただけで、すぐパンクしてしまいます。
縁石などでこすったかな?と思ったらすぐ点検してみて下さいね。
2、劣化
次に多い原因です。
タイヤと一緒で、バルブはゴム製のものが多いので、どんどんと劣化してヒビが入ってきてしまいます。
ゴム製の物であればエアーバルブを掴んで左右に曲げてみて下さい。『シュー』っと音がしたら完全に亀裂が入って空気が漏れてしまっています。
※少しの亀裂では音がしない場合があるので少量の洗剤を混ぜた水をバルブにかけてから左右に動かしてみるとブクブクと泡になって目でも確認出来るので見つけやすくなります。
金属製の物でしたらウォッシャー液や少し洗剤を混ぜた水をバルブにかけて泡がブクブクしたらそれが原因です。
また、両方にいえるのが俗にいう「ムシ」からも微量に漏れてるときがあります。
これもキャップを開けてバルブの先端にウォッシャー液や水をかけて泡がでるか見ます。
3、その他
まれにタイヤとホイールの間から空気が漏れてしまっていることがあります。
原因は様々なのですが、特に多いのがホイールが錆びてしまい、その間にカスなどの異物が挟まっている、もしくは、どこかで何かに乗り上げたときにホイールが変形していたかです。
他には海外製のタイヤなどで、程度があまり良くないものなどは簡単に漏れてしまいます。
ホイールが夏用、冬用と別れていない場合、何度もホイールとタイヤを外しと組み込みをくりかえすことにより劣化してしまうこともあります。
いずれももウォッシャー液や水などかけて泡がでないか確認をします。
まとめ
原因がわかったとこで、自分ではなかなか修理はできません。
必ずどこかにはお願いしなければならないのですが、大事なことは、
空気が抜けたタイヤでは絶対に走らないことです。
これにより、本当は修理だけで済んだものが、タイヤを痛めて、新しいものに交換しなければならなくなってしまいます。
酷い場合は、ホイールまでも変形してしまい、さらに大きい出費になる可能性もあります。
スペアタイヤに交換するか、JAFなどにお願いするかがbestです。
絶対に走らないように・・・・
高橋祐記
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