石油ボイラーが壊れると、まずお風呂に困りますよね。
修理を呼んでも、すぐ来てくれるとも限りません。
で、運よくすぐ修理に来てくれても高額な出張修理費用がかかるかもしれません…。
そんなとき、まずご家庭で確認するべき事項と、修理を頼む前の対処法をまとめてみました。
- 1、灯油残量、タンクのバルブを確認する。
- 2、電源を一度切って、また入れてお湯の蛇口を全開で出してみる。
- 3、コンセントを抜いて5分以上置いて、もう一度差して使ってみる。
- まとめ
1、灯油残量、タンクのバルブを確認する。
一番最初に、灯油がちゃんと石油ボイラーに供給されているか確認してください。
まだ残量があると思っていたのに、実は切れてしまっていたなんてこと、結構あります。
修理業者もこれでお伺いして何もしなくても、出張費だけは発生してしまいます。
他にも案外多いのが、子供のいたずらによって、灯油配管の途中のバルブを絞められてしまったということです。
まず、灯油を確認してみて下さいね。
2、電源を一度切って、また入れてお湯の蛇口を全開で出してみる。
石油ボイラーには「流量スイッチ」というセンサー型スイッチが搭載されています。
このスイッチにより、ある一定量の水が流れないと石油ボイラーは点火しない仕組みになっています。
なので、蛇口やシャワーから、お湯をチョロチョロとしか出さないと石油ボイラーは点火しません。
そして、何年も経っている石油ボイラーになると、センサーの感度も悪くなり、しっかり蛇口やシャワーからお湯をたくさん出さないと点火しないという現象も出てきます。
そんなことから、これを一度試してみて下さい。
3、コンセントを抜いて5分以上置いて、もう一度差して使ってみる。
石油ボイラーに限らず、機械には「誤動作」が起こりえます。
なので、一度初期化(リセット)してみましょうということです。
パソコン等、他の機械でも同じことしますよね。
石油ボイラー本体から、太めの電源ケーブルが必ず出ていますのでそれを抜いて下さい。
でも、凍結防止ヒーターのコンセントなどもたくさんあり、よくわからなければ全部抜いちゃってください。
そして大事なことは、すぐまたコンセントを差さないことです。
コンセントを抜いて、ある一定時間が経たないとリセット機能が働きません。
必ず、5分以上はコンセントを抜いた状態にしておいて下さい。
そして、もう一度コンセントを差してお湯を出してみて下さい。
まとめ
以上のことを確認して頂いて、それでも不具合があれば修理を呼んで下さい。
しかし、どうしても冬は、水温が低いので石油ボイラーに大きな負担がかかり、不具合が多くなります。
なので、修理などには時間がかかるかもしれませんよ。
少し、様子が変だなと思ったら、一度点検してもらうことも良いかもしれません。
そして、10年以上経過している石油ボイラーならば、修理部品の在庫も減ってきますので、故障が発生したらば交換も考慮に入れておいたほうがいいかもしれません。
藤田芳伸
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