タイヤが自然発火する確率とは?|タイヤの安全のお話し

タイヤ

私たちになじみのある「タイヤ」

「タイヤ」は「火」と全く縁のないように思いますが、実はゴム樹木から樹液を採取して出来た天然ゴムと、石油製品の混合物でできていて、[石油の塊]と表現されることもあるぐらいなんです。

でも、

走行中にタイヤ自体が燃え出す確率は0%です。

テレビなどで、高速道路でタイヤが燃えている様子が放映されることもありますが、あれも自動車のオイルなどの可燃性のものがタイヤに付着して起こる二次災害なんです。

走行中にどんなに高温になろうとも燃え出す事がない。そんな構造で「タイヤ」は作られています。

ただ、タイヤの空気圧不足から高温になれば、横部分が余計にたわみ、その無駄なたわみが回転によって何万回も動く事で熱を帯びるので、タイヤが破損する危険性は大いにあります。

当社でタイヤのイベントなどで集中的にタイヤ点検を行っていますが、タイヤの空気圧不足、さらにそれが長く続く事によって起こる偏摩耗などが出ている車が約30%ぐらいになります。

私達のようなフルサービスのガソリンスタンドでこの確率なので、セルフでしか給油しない車だと確率がもっと高くなることが想像できます。

長距離を走ったり、高速道路をよく使う車なんかは、ほんとに注意してほしいですね。

一般の方でも、月1回ぐらいは空気圧点検をする事と、高速を走行される方は走る前や、パーキングなどでもタイヤの目視点検をして下さいね。

GWに他県からいらっしゃったお車の空気圧点検をして、ふと思ったことはこんな感じです(笑)

職業柄なのか、性格なのか、車の安全に敏感な金澤でした♪

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金澤秀敏

近津SS 教育リーダー
近津SSの教育リーダー兼、タイヤ担当として常に前線でスタッフを引っ張っている優しいリーダーです。 大きな体をしていますが、意外な弱点があります。 実は、暑さに弱いのです・・・ 毎年暑い夏が来ると夏バテで暑さに苦しんでいます(笑)

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