皆さんはご存知でしたか?
最近の車って、とても燃費が良くなっていて、その為には車両の重量を少しでも軽くしたり、新車コストを少しでも軽減させる為にスペアタイヤが入っていない車種が多くなっているんですよ。
その代わりに「緊急パンク修理キッド」が入っています。
パンクしている事に気付いた時、「使い方がわからない…」なんて事がないようにこの「緊急パンク修理キッド」の使い方を覚えておきましょう♪
そして、この作業を行うときには、必ず周りの安全を確認して停車するようにして下さい。必要ならば、停止表示器材を使用してください。
※タイヤの側面の破損や、大きな穴の場合は修理できないことがあります。
- 1、パンクに気付いたら異物を抜かない
- 2、下準備
- 3、パンク修理剤注入
- 4、空気充填
- 5、慣らし走行
- 6、再空気充填
- まとめ
1、パンクに気付いたら異物を抜かない
クギやビスなどが刺さっているのを発見すると抜いてしまいがちですが、異物が刺さっていても抜いてはいけません。
刺さった状態で応急処置をする仕組みなのです。
2、下準備
修理剤をタイヤに注入する前の下準備を行います。
①ゴムバルブのキャップを外す。
↓
②バルブコア(ムシ)の突起部分を押して空気を全て抜く。
↓
③バルブコア回しでバルブコアを抜き取る。
3、パンク修理剤注入
パンク修理剤をよく振り、ゴムバルブ部分から原液を全て注入します。
4、空気充填
バルブコア(ムシ)をきちんとねじ込み、付属のコンプレッサー(空気入れ)で空気を規定の空気圧量充填します。
車種によっては、空気圧表示が付いているコンプレッサーと、そうでないコンプレッサーがあるようです。
空気圧表示が付いていないコンプレッサーの、空気が入れ終わると赤いボタンが飛び出し、ピーという音が鳴ります。
5、慣らし走行
空気を補填したら、10分間もしくは5㎞走行して下さい。
タイヤの内部全体に修理剤が均等に行き渡る為ですので必ず行って下さいね。
6、再空気充填
慣らし走行の際にどうしても少し空気が抜けてしまいますので、走行後にもう1度コンプレッサーをつなぎ、空気を補填すれば応急処置が完了になります。
まとめ
これは、あくまでタイヤを交換しに行く為に最低限走行する応急処置です。
長距離の運転や、高速走行などは絶対に行わないようにしましょう。
そしてパンク修理剤は1回使用したら新しく購入し、また車に積んでおく必要があります。
車を購入したお店や、お近くのカーディーラーなどで速やかに購入するようにして下さい。
鈴木和弘
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