毎日たくさんの車に携わっていて思うのが、やはりミニバンと軽自動車の多さには驚きます。
一家のメインの車であるミニバンを子供の送り迎えのため奥様が乗っていて、旦那さんは燃費の良い軽自動車で通勤する・・・・
休みはもちろん、一家でミニバンでお出かけ。王道のパターンですよね。
そこでミニバンと軽自動車のタイヤについて、タイヤ担当の金澤秀敏がわかりやすく説明します。
目次
- ミニバンタイヤの特徴
- 軽自動車タイヤの特徴
- まとめ
ミニバンタイヤの特徴
車が重く、タイヤへの負担が大きいことで早く減りやすくなっています。
その重さによりタイヤの内側も減りやすい傾向にあります。
重心が高くふらつきやすく、コーナーグリップ時やブレーキング時に部分的に強く力がかかるためタイヤが均等に減りにくい特徴もあります。
そこでタイヤメーカーでもミニバンの特徴に配慮して、ふらつきと偏摩耗を抑制するために左右非対称のタイヤパターンのミニバン専用タイヤが販売されています。
これにより、通常のタイヤよりも1,2年も長く乗れるかもしれません。
ほかにもミニバンタイヤだけでも、「快適性、安全性、経済性、疲れにくい」を重視したタイヤがあります。
軽自動車タイヤの特徴
タイヤの径が普通車と比べて小さいので、同じ距離を走るのにも回転数が多くなり早く減りやすいく小回りがきくので据え切りが多くなり偏摩耗しやくなっています。
車種の中では最も減りやすいのです。
そこでタイヤメーカーでも軽自動車の特徴に配慮して、偏摩耗の抑制と快適な操縦安定性を実現する軽自動車専用タイヤを設計して販売しております。
それ以外にも最近の軽自動車は車が自体が高く作られているので重心が高くふらつきやすくタイヤの側面の減りが早くなってしまう事もあり、あるメーカーでは軽自動車のその部分に目をつけて、軽自動車のタイヤのサイド部分を強化し、ふらつきを防止する専用タイヤを設計し販売しているメーカーもあります。
軽自動車も専用タイヤで寿命がぐんとかわってきます。
まとめ
その他の軽トラ用タイヤ、セダン、クーペ用タイヤ、コンパクトカー用タイヤ、スポーツカー用タイヤ、SUV、4×4用タイヤ、商用車用タイヤ、トラック用タイヤなどたくさんの車種別専用タイヤがあります。
今回は最近とても多くなってきたミニバンと軽自動車に目を向けて簡単に説明させて頂きましたが、車種によってタイヤの種類も分けられているという事が少しでも解ればと簡単にまとめてみましたので軽自動車、ミニバンのタイヤ探しの参考になれば幸いです。
参考記事
金澤秀敏
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