いまの季節雪が積もるたび、白河にある関辺店までの距離約20キロを出勤するのが嫌になり、ため息が多くなる金澤です。
「出勤したら雪掻き」…を考えるだけで、憂鬱な気分になっちゃいます。
さて今回は、雪が多く寒い冬以外でも、ワイパーがダメになる要因があることをお話するとともに、ワイパーが長持ちするアドバイスも教えちゃいます。
- 冬に起こるワイパーをダメにする要因
- 春に起こるワイパーをダメにする要因
- 夏に起こるワイパーをダメにする要因
- まとめとアドバイス
冬に起こるワイパーをダメにする要因
車に雪が積もった時、ワイパーを動かすためには雪を下ろさないとなりませんが、雪を下したところで、ワイパーが凍って動かないことがあると思います。その状態でワイパーを動かすと、ゴムが切れたり、傷んだり、その後ワイパーを使うと拭きが悪くなりがちです。
冬場のワイパーがダメになる要因は、積雪と放射冷却です。
でも、冬場はみなさん、だいたいおわかりですよね…。雪が降ってくるとワイパーを立てている車をよく見ますもん。
春に起こるワイパーをダメにする要因
実は、ワイパーが1番ダメになりやすいのは3月~4月の花粉が飛んでいる暖かくなってきた時期。花粉だけならいいのですが、それに加え黄砂も飛んでいるんです。車のフロントガラスが黄色くなり、前が見えにくくなった事ありませんか?その正体が、花粉と黄砂です。前が見えにくいからワイパー動かしますよね…。
実は、その行為がワイパーをダメにしているのです。花粉と黄砂は粘りがある為、フロントガラスとワイパーをくっつけちゃうんです。見えにくいから…と、ワイパーを動かしてしまうと、くっついているものを無理に引き離す行為になるわけですから、ゴムに負担が掛かっても仕方ありません。これがゴム切れを起こす要因になるのです。
でも前が黄色くなってりゃ、ワイパー動かしちゃいますよね…
夏に起こるワイパーをダメにする要因
実は夏にもワイパーの天敵が存在するんです。夏場は特に視界を悪くさせるものは飛んでいないはず。じゃあ何がワイパーに負担をかけているのでしょうか…。
それは…、「熱」です。フロントガラスに直射日光があたります。夏場ですから、尋常じゃない暑さの中、フロントガラスが熱せられます。特にワイパーがとどまっている場所は、フロントガラスが黒く縁どられている場所が多いようです。黒は熱を吸収しやすいため、ワイパーのゴムに負担がかかっています。切れたり傷んだりはしませんが、熱によりゴムを変形させてしまいます。本来ならばワイパーのゴムは、フロントガラスに対し、垂直に収まっているのが理想ですが、昼間の熱で変形し夕方になると冷えてくるので、曲がったまま固まります。毎日この繰り返しで、どんどん変形していき、ワイパーの拭きが悪くなっていくのです。
その証拠に台風シーズンの時、拭きが悪いと感じたことありませんか?
まとめとアドバイス
車を安全に運転するためには、ワイパーってとても重要であることはわかっているとは思いますが、意外とダメになったワイパーで運転されている人が多いようです。安全運転には程遠い状態のひとが多いこともわかります。説明であったように、冬場はワイパーを立てておく意識をお持ちの方が多いようですが、実は春と夏が、ワイパーを劣化させている最悪な季節であることもわかってもらえたかと思います。
そこでシンプルなアドバイスになりますが、難しいことはありません。1年を通して、車を停めている時はワイパーを立てておきましょう。
ただそれだけでワイパーの寿命は伸びますよ。今お使いのワイパーが不安なら、即交換をして、安心して運転ができるようにするとともに、簡単なアドバイスを実践し続けることです。それとたまに、ワイパーのゴムを拭いてあげるのもいいですね。
「安全運転はまず視界から。」
是非、1年間続けてみて下さい。きっと視界がかわるはずです!
参考記事
金澤誠隆
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