季節も変わり暖かくなるとたくさんの虫が出てきます。
特に夜間の運転や高速道路を運転した後に車のナンバー回りやフロントバンパーにたくさんの虫がついていて、ガッカリすることが多くあるはずです。
気になるけど走れば、また虫がついてしまうからと放置してしまうことで大事なお車が大変なことになってしまうかもしれません。
今回は、フロントバンパーについてしまった虫の怖さと対処法にまとめてみました。
目次
- 放置しておくとどうなってしまうのか
- どのように対処すればいいのか
- まとめ
放置しておくとどうなってしまうのか
まず、虫はいつ付いているのか?
日中での走行時でも虫は付きますが、特に夜間走行時で山間部、高速道路などの走行中にヘットライトに寄ってきた虫がバシバシと車に当たるのが原因です。
虫の死骸などの生物関係の汚れの多くが酸性タイプの汚れに分類されます。
虫の死骸は、すぐに洗い流せば簡単に落ちるのですが、時間がたつにつれ落ちにくくなり、2,3日放置してしまうと塗装表面をイタズラしてしまいシミになってしなうこともあります。
虫の死骸の厄介なところは、強い酸性の体液を持つ虫も多く潰れた虫から出た酸性の体液で塗装表面を侵食してしまいシミになってしまったり、夏の暑さで塗装表面に潰れた虫が焼き付いてしまい更に落ちにくくなってしまいます。
要するに、虫の死骸を放置しておくと塗装表面が強い酸性の汚れにより取り返しのつかない状態になってしまいます。
中にはコーティングをしていてもコーティング被膜から塗装面までをも侵食してしまうものもあります。
どのように対処すればいいのか
一番の対処法は、虫がついたらすぐに洗い流すことです。
が、毎回すぐに洗い流すことが出来ないのが現実です。
潰れた虫の死骸は、時間がたつにつれて落ちにくくなります。
数日放置してしまうと固まってしまいシミの原因になりますし、洗車だけでは落ちなくなることがあります。
普段使っている洗車道具で力任せにこすってしまうとキズになってしまう恐れがあるので、市販されている虫落としのクリーナーを使用することをおすすめします。
虫取りクリーナー使用方法
1、まずは軽く虫が潰れている部分を洗車してしまいましょう。
2、虫が潰れている部分にクリーナーをかけましょう。
※このときは直射日光が当たらない場所で作業してください。
3、つけ置きすることで潰れている部分が柔らかくなります。
※クリーナーが乾燥しない程度、慌てずじっくり待つことでキレイに落ちます。
4、タオルを水で濡らしてやさしく擦りましょう。※マイクロファイバークロスは柔らかいのでおすすめです。
5、洗い流して落ちているかを確認。
この手順で落ちていない時は、2,3,4,を繰り返し作業してみてください。
応急処置として出先で、固まる前に落としてしまいたい
そんな時はマイクロファイバークロスを濡らし硬く絞ってやさしく拭き取ることで、ほぼ落とす事が出来ます。
マイクロファイバークロスを持っていない場合はウエットティッシュかティシュを濡らすことで代用できます。
※力を入れてこすりすぎるとキズになるので注意が必要です。
まとめ
これからの時期、虫が大量に発生してきます。
避ける事が出来ない季節です。
走ればすぐに虫が付いてしまうと諦めずに洗い落としましょう。
虫の死骸を放置してしまい塗装が傷んでしまったお車を、私達はたくさん見ています。
忙しく時間が取れない場合が多いと思いますが塗装が大変なことになる前に出来るだけ早く落としてあげましょう。
市販のクリーナーを使用することでキレイに落とせます。頑張りましょう!
ちなみにですが、当店には10分程度でキレイになる虫落としのメニューがありますので、忙しくて時間が取れないときは、洗車とご一緒にご利用ください。
参考記事
生田目祐一
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