私達が住んでいる東北地方では、【冬から春、秋から冬】のタイヤ交換は必ず必要な作業ですよね。
夏のタイヤ交換、冬のタイヤ交換、タイヤの装着作業は、それほど難しい作業ではありません。
交換が終われば安心でしょうか?そのタイヤは安全でしょうか?
そんな時に注目して欲しいタイヤ点検のポイントをまとめてみました。
目次
- ミゾは充分に残っていますか?
- 偏摩耗していませんか?
- キズはありませんか?
- ヒビ割れしていませんか?
- タイヤ側面がふくらんでいませんか?
ミゾは充分に残っていますか?
タイヤの点検で真っ先に見るのは、残りミゾだと思います。
新品のタイヤのミゾは8㍉程度あり、残り溝が1.6㍉になる目安としてスリップサインを設けています。
1ヶ所でも溝が途切れるスリップサインが出ると危険です。
特に雨の日は、すり減ったタイヤで走行するとタイヤと路面の間の水をかきだす力が低くなりハンドルもブレーキも効かないハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。
偏摩耗していませんか?
偏摩耗は、おおよそ3つのタイプに別れます。
片べり、両肩べり、センター摩耗、偏摩耗の原因は、空気圧が適正でなかったり、タイヤローテーションをせずに使用していた場合に起こりやすいです。
タイヤの偏摩耗を放っておくと、タイヤの寿命の短期化や振動や騒音の発生につながります。
最悪はバーストという事態になってしまうことも・・・・。
キズはありませんか?
タイヤの側面にキズはありませんか?
キズがタイヤ内部のコードに達している場合、タイヤが破裂してしまい大事故に繋がってしまうかもしれません。
パンクやバーストなどのトラブルを未然に防ぐためにも、しっかりと確認しましょう。
ヒビ割れしていませんか?
タイヤのミゾの間や側面に注目してください。3年以上使用したタイヤだと細かなヒビや大きなヒビが発生しているはずです。
ヒビ割れがタイヤ内部のコードに達しない限り安全上の問題はなく継続使用は可能です。
ヒビが原因で破裂につながる恐れがあるので注意が必要です。
タイヤの側面がふくらんでいませんか?
タイヤの側面を縁石などにぶつけてしまった後、タイヤ側面の一部が局部的にふくらんでしまう場合があります。
タイヤ内部のコードが切れている可能性が高く危険なタイヤになっていますので、安全に走行するためにも即交換をおすすします。
※逆にタイヤがへこんでいる場合は、安全上問題ありません。
最後に
今、はいているタイヤ、これから交換するタイヤを、この5つのポイントに注目して点検をしてみてください。
タイヤは車の部品の中で唯一路面と接している大切な部品です。タイヤのサイズにもよりますが接地面積は、おおよそハガキ1枚分しかありません。
安全に走るためには、タイヤの点検が重要です!
安全で快適なカーライフのためにも、月に一度のタイヤ点検を心がけましょう。
すみません、大事なことを忘れていました!
タイヤの空気点検は、定期的におこないましょう。
参考記事
生田目祐一
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