こんにちは、近津SS金澤です。
先日、パンクしたお客様にスペアタイヤについて聞かれました。
お客様の質問は「俺の車にスペアタイヤ付いて無いみたいなんだけどそんなことあるの?」でした。
そうなんです!最近の車にはスペアタイヤそのものが付いておらず、室内空間を広くとる為にパンク修理キッドなどが付いている車が増えています。
そこで今回は今の車のスペアタイヤ、パンク修理キットについてまとめてみました。
目次
- 1、スペアタイヤの種類
- 2、スペアタイヤの使用方法と注意点
- 3、いまの車はパンク修理キットに
- まとめ
1、スペアタイヤの種類
タイヤトラブルに備えて積まれている応急用のスペアタイヤですが、厳密には「スペアタイヤ」と「テンパータイヤ」の二種類に分かれています。
スペアタイヤ
車に標準装備 されているタイヤサイズと同じサイズのタイヤをいい、商用車、セダン、SUV 、4×4には、ノーマルタイヤと同じサイズのタイヤがスペアタイヤとして積まれていることが多いですね。
普段はいているタイヤとほぼ同じタイヤなので長く使えますね。
テンパータイヤ
一般的に「スペアタイヤ」として積まれているタイヤのことを「テンパータイヤ」言います。(細く小さく見えるタイヤです)
またの名を「テンポラリータイヤ」とも呼ばれ、「テンポラリー」、一時的な、間に合わせ的なと言う意味で、タイヤがパンクした時に、一時的に間に合わせで使うスペアタイヤです。
ちなみにスペアタイヤのほとんどがトランクルームかトランクの下に付いています。
2、スペアタイヤの使用方法と注意点
スペアタイヤの使用時で注意しなければいけないことは、
1、空気圧が正常か?
普通車の空気圧は220〜250kps ですが「テンパータイヤ」はその倍の420kps程度で指定されています。
テンパータイヤはノーマルタイヤより細く小さく見えますが、固いゴムを使用、さらに空気圧も高くして使用することでノーマルタイヤと同じような走行が可能になりますが、あくまでも応急用のタイヤですので履きっぱなしで長い距離を走ることは出来ません。
最高速度も80㌔が限界で後続走行も100㌔が限界目安だと考えられますね。
2、取り付け位置
例えばFF車で前輪がパンクしてしまった場合
この場合、多くの人がそのまま前輪をスペアタイヤに交換していると思いますが、テンパータイヤは、性能が低いため非駆動輪に取り付けるのが原則です。
面倒ですが後輪にテンパータイヤを交換し、外したタイヤを前輪のパンクタイヤと交換してください。
駆動方式によって注意事項が異なりますので使用時にはメーカー取扱説明書などで確認しましょう。
3、いまの車はパンク修理キットに
最近の車のほどんどがスペアタイヤではなくパンク修理キットが備え付けられています。
まずは、自分の車のどこにパンク修理キットがあるのかを確認しましょう。
次に使い方ですが、実際に試して使用すれば使い方も理解できるでしょうが使用してしまうと新しいパンク修理キットを購入する必要がありますので取扱説明書をしっかりと読んでおくといざという時に慌てることなく対応できると思います。
以前記事にしましたので合わせて読んでみて下さい♪
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まとめ
実際にスペアタイヤが付いて無くて慌てた人は多いと思います。
まずは、自分の車がスペアタイヤなのかパンク修理キットなのかを確認してください。
確認しておくことで、タイヤのトラブル時に慌てることなく対応ができるはずですよ。
自分の車がどっちかがわからなければ、カーディラーさんか、私たちに聞いて下さいね♪
参考記事
金澤秀敏
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