こんにちは、佐藤です。
先日、以前から欲しかった車に買い替え、休みの日はドライブを楽しんでいます♪
みなさんは雨の日の運転でスリップしてしまったことはありますか?
特にスピードを出す高速道路では、危うく事故になるとこだった!と焦った経験をした方も少なくないと思います。
そこで、大事故にならないために、いくつか対処法をご紹介したいと思います。
目次
- 1、スリップする原因
- 2、スリップした時にやってはいけないこと
- 3、スリップした時の対処法
- 4、スリップを防ぐために気を付けたいこと
- 5、スタッドレスタイヤは雨に注意!
- まとめ
1、スリップする原因
タイヤと路面の接地面積はおおよそハガキ一枚分です。
ミゾの深さにもよりますが、ミゾのないタイヤでは排水処理ができないために、水のたまった道路を走った時、タイヤは水の圧力で浮いてしまい、車は水の上を滑っているような状態になります。
もともとタイヤと路面には、通常でもはハガキ一枚分しかないのに水たまりのせいで接地すらしていないためハンドルやブレーキが効かなくなり事故に繋がりやすくなります。
2、スリップした時にやってはいけないこと
「あっ!」と思い、やりがちなのは急ブレーキですよね。
無意識で反射的に急ブレーキを踏んでしまいますが、濡れた道路ではブレーキが踏みしめられないため車の速度が落ちないんです。
それと、同時にハンドルを切ってしまうのもNGです。スリップしているときは急にハンドルが軽くなり、ハンドルを切っても思った通りに曲がりません。
3、スリップした時の対処法
もし、スリップしてしまった時は、”何もせずじっとしてましょう。”
「え?それ大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、カーレーサーの方が実際にやってそう思ったみたいですよ。
そのうち速度は落ちるのでムリに自分で操作せず、ハンドルは真っ直ぐにし、ブレーキ踏まずにじっとしていることも大切なのかもしれませんね。
つまり、普段から車間距離などをしっかり取り、自然に止まれるような安全運転が大切です。
4、スリップを防ぐために気を付けたいこと
・雨の日や路面が濡れているときは速度を押さえること
・タイヤの空気圧をチェックすること
・タイヤのミゾがあるかヒビが入っていないかなどもチェックすること
特に遠出をするときや高速道路を利用するときには、空気圧は低くないか、ミゾが減っていないかを運転前にチェックしておくと安全につながります。
ミゾのないタイヤでは排水性能が低下していますし、ヒビが入っているものはバーストする可能性があるので注意が必要です。
5、スタッドレスタイヤは雨に注意!
スタッドレスタイヤは夏タイヤと比べると非常に柔らかく、低温の雪道・凍結路面・シャーベット状路面で最大の性能を発揮できるように設計されています。
そのため、普通の濡れた路面ではそのグリップ力を最大限に発揮することができず、滑りやすくなってしまいます。
また、スタッドレスタイヤには夏タイヤと違って細かい溝が切られています。雪道では効果があるこの溝も、濡れた路面ではほとんど意味をなさず、スピードが上昇するとハンドル操作ができなくなる「ハイドロプレーニング現象」が発生しやすくなります。そのため、夏タイヤよりも滑りやすくなってしまいます。
春はまだスタッドレスタイヤをはいている方も多いので、春の雨の走行はとても注意が必要です。
まとめ
高速道路を使う方は私も含め可能性は少なくない事故だと思います。
スリップは速度80㎞以上あれば起こる可能性があり、ミゾがないタイヤであれば低速度でもスリップしてしまいます。
いかにタイヤが重要かと言うのが分かりますね。自分で運転を気を付けるのが第一ですが、出かける前はタイヤチェックですね♪
参考記事
佐藤亜由美
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