こんにちは、森隼人です。
同じタイヤでも運転の仕方やタイヤの取り付け方によってタイヤの減り方はかわります。
そこで今回は、タイヤを確実に長持ちさせる方法の1つ、「タイヤローテーション」の目安とその方法とメリットをご紹介します。
目次
- 1、ローテーションとは
- 2、ローテーションのメリット
- 3、ローテーションの方法
- 4、ローテーションをする目安
- 5、まとめ
1、ローテーションとは
タイヤはずっと同じ取り付け位置のまま走行し続けると、駆動輪だけが早く減ってしまったり、前輪と後輪で溝の減り方が違ったりといたった、磨耗の進行具合に偏りが出てきます。
ローテーションとはタイヤの取り付け位置を定期的に入れ替えて、タイヤの磨耗を均一にして、タイヤの寿命を延ばす為に行う位置交換のことをいいます。
また定期的にローテーションを行うことで編摩耗、車の異常を確認することもできます。
2、ローテーションのメリット
ローテーションすることで以下のようなメリットが生まれます。
・タイヤの磨耗を均一化する事が出来る。
・偏磨耗を防止する事が出来る。
・タイヤの寿命を延ばす事が出来る。
・タイヤの疲労度を均一化出来る。
良いコトだらけですよね♪
3、ローテーションの方法
次にローテーションの方法です。
1、FF車(前輪駆動)のローテーション
2、FR車(後輪駆動)、4WD車のローテーションのローテーション
3、方向性パターン(回転方向のある車)のローテーション
4、ローテーション出来ないタイヤとは
1、FF車のローテーション
FF車(フロントエンジン、フロント駆動)の車を言います。前輪で駆動し操舵共に行うために前輪のタイヤの摩耗が早くなるので前輪のタイヤ2本をそのまま後輪に持って行き、後輪のタイヤ2本を左右入れ替えて前輪に持って行きます。
2、FR車、4WD車のローテーションのローテーション
FR車(フロントエンジン、リア駆動)の車を言います。前輪で操舵し後輪で駆動するのでFF車と比べると前輪の摩耗が少ないので後輪のタイヤ2本をそのまま前輪に持って行き、前輪のタイヤ2本を左右入れ替えて後輪に持って行きます。
3、方向性パターン(回転方向のあるタイヤ)のローテーション
タイヤの種類によっては、回転方向が決まっているタイヤがあります。回転方向はメーカーにもよりますが側面に➡で表記されています。
このように回転方向があるタイヤは駆動方式を気にせず前輪のタイヤと後輪のタイヤをそのまま入れ替えます。
4、ローテーション出来ないタイヤ
一部のスポーツカーなどで、前輪と後輪でタイヤサイズが異なるタイヤはローテーションが出来ません。
※特にFF車はフロントタイヤが駆動輪と操舵輪を兼ねているので、リヤタイヤに比べて負担が大きいのでリヤタイヤの2倍以上の負担がかかる為、ローテーションが有効です。
4、ローテーションをする目安
走行する道にもよりますが、ローテーションの目安は基本的に5000㎞を目安に行うことをおすすめします。
※FF車に乗っている方、走行距離の多い方やカーブなどが多い道を運転される方は早めのローテーションをおすすめします。
もちろん、自分では・・・って方は、当社でもできますのでご依頼ください♪
5、まとめ
タイヤの減り方は走行距離や道路の形状、運転のしかたで左右されます。特にカーブの多い道や、アップダウンの激しい道を運転される方は、平坦な道を運転される方よりもタイヤの磨耗が激しく、短期間で新しいタイヤに交換しなければならない事もあります。ローテーションを活用することで、タイヤの寿命を延ばし、タイヤにかけるコストも抑えられるので有効的な方法です。
場合によっては何年もの寿命を延ばすこともできます。
「タイヤローテーション」おすすめです!というか、やるべきです(笑)
参考記事
森隼人
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