暖かくなると、だんだん「お出かけ前に自分で洗車♪」という方も増えて来ると思われます。
私たちのお店には、様々な車がご来店され「キレイですね!ご自分で何かされてるんですか?」と聞くと「自分でWAXかけてるんだよ♪」とか、「コーティングしてあるんだよ♪」など、色んなお話を聞かせてくれます。
そこで気付いたことが「キレイな車には、やはり何かをしている」ということ。
ほとんどの方がWAXかコーティングのどちらかになるのですが、そもそもWAXとコーティングはどちらがいいのか?ということを、ブログの記事にしてみようと思います。
- WAXのメリットとデメリット
- コーティングのメリットとデメリット
- WAXとコーティング、オススメはどっちか?
- まとめ
WAXのメリットとデメリット
昔から多く幅広く使われているのがWAXです。
そのWAXの成分というのは、カルバラ、バラフィン、シリコン化合物など「油成分の混合物」でできています。
WAXのメリット
WAXは常温でも、ある程度の流動性を持ちますので、あまり塗装状態が良くない車にでも塗装の凹凸をカバーして表面を平らにしてくれます。
キズの中にもWAXが入り込み平らになった塗装面は、とてもツヤが出てキズさえも消えてしまったかのようにキレイに見えます。
そして何よりも価格が安く、施工方法もそんなに難しいものではないので、気軽に自分自身で行える。という所です。
WAXのデメリット
WAXは、いわば「油の膜」なので、排気ガスなど油成分が混じった汚れと非常に仲が良く、いずれ「汚れたWAXの膜」となってしまいます。
そして、その「汚れたWAXの膜」をキレイに除去しないまま新しいWAXを塗り重ねてしまう事が多いので、汚れを中に取り込んでしまい、ツヤはあるのにだんだんと車の色がくすんだ色になってきます。
WAXは洗えば洗うだけ落ちてしまう事から、1か月に1度程度は塗りなおさなくてはいけないので、非常に手間もかかります。
コーティングのメリットとデメリット
世の中には様々な種類のコーティングというものが存在しますが、ここでは今主流のガラス系のコーティングについて書きたいと思います。
コーティングのメリット
何と言ってもコーティングの1番のメリットは、ガラス特有の透明感あるツヤです。
1度コーティングを施工したことのある方は良くお解りになると思いますが、「ここまでキレイになるのか♪」というぐらいのツヤを発します。
ガラス系は性質が無機質な為、ちょっとやそっとの事では簡単に破壊されないので、酸性雨や紫外線に対しての防護能力を持っています。ここがコーティングがガラス系のものが主流となった要因かもしれません。
コーティングのデメリット
ガラス系のコーティングは、施工時のコストが高い。というのがデメリットと言えると思います。
コーティングは施工前の下処理によって仕上がりに大きく差が出てしまうので、なかなか素人の方がご自分でコーティングを施工するというのが難しいです。
WAXとコーティング、オススメはどっちか?
これについては、人それぞれによって意見はあると思いますが、私の個人的な意見で決めたいと思います!
ズバリ・・・両方です・・・(笑)
WAXがオススメな方
・いつも小まめに車のお手入れを行っている。(WAXをぬる際には古くなったものを毎回取り除ける)
・手間はかけてもコストはかけずにキレイにしたい。
コーティングがオススメな方
・手間をかけず、なるべく洗う回数を少なくキレイを保ちたい
・新車時の状態をできるだけ長く維持したい
とは言っても人それぞれのお手入れの頻度や、正しい施工方法で施工した場合に限ります。両方にメリットがあるので自分に合った方を選んで決めるのが1番だと思います。
ただ、個人的にはあまり日頃のお手入れに時間をかけたくないタイプなので、洗うだけでキレイに保てるコーティングがオススメなのかな・・・という所が本音ですかね。宣伝も兼ねてですけど(笑)
まとめ
WAXにしろ、コーティングにしろ、「汚れてしまったら洗う」という日頃の適度なお手入れが必要な事に変わりはありません。
下処理を行わずにWAXをかけ続けるのなら知らないうちに汚れを蓄積させていたり・・・
コーティングをしているから・・といって、ずっと洗車をしないでキレイな部分が隠れっぱなしだったり・・・
お金や手間をかけたからには、その施工の特徴に合わせたお手入れを心がけましょう♪
参考記事
本柳剛史
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