意外と知らない、灯油処分・灯油保管

灯油処分

にゃんこから始まりました、今日のブログ。少し早いですが、灯油のお話です。

灯油って処分したことありますか?

いやいや、去年のは普通につかっちゃってるよ♪ え?まずいの?

実は数年前の灯油がまだ残ってて、どうしたらいいの?どうやって保管したら?

そんなお話です!

目次

  • 1、そもそも灯油ってどのぐらいもつの?
  • 2、正しい処分方法・間違った処分方法
  • 3、石油ストーブを正しく扱う
  • まとめ

 

1、そもそも灯油ってどのぐらいもつの?

国民生活センターなどの行政機関では安全を期するために、シーズン中に使い切れなかったものや長期間保管したものは使用しないようにと注意喚起しています。しかし、完全にそのシーズンにキレイに使い切るのは難しいものです。

実際には、しっかり保存しておけば1年くらいは使えますが、下記の正しい保管方法の場合のみです。

・赤や青の灯油専用のポリタンクで、しっかり蓋を締めて保存する。

・直射日光を避けて涼しい物置などで保管する。

あくまで、そのシーズンに使い切ることが一番最良だということを忘れないで下さい。

 

2、正しい処分方法・間違った処分方法

一番正しい処分方法は、ガソリンスタンドに処分をお願いすることです。案外、処分に来る方がいらっしゃらないので、知られていなんだなと思います。

当社でも、家庭用の少量の残ってしまった灯油であれば無料で処分させて頂いています。

灯油のカートリッジタンクに残ったものはガソリンスタンドで捨てるにしろ、ストーブ内部に残ったものは使い切って頂いた方がいいと思います。その際には浴室などで衣類の乾燥につかってみてはいかがでしょうか?

正しい処分方法

・ガソリンスタンド(フルサービス)に持っていく。

・使い切る!(お風呂に持ち込んで、衣類乾燥などに使ってみてどうでしょうか?)

間違った処分方法は、普通に川に流してしまったり、台所に流してしまったりです。これにより、たくさんの魚や貝が死んだり、水鳥やカエルなど、川にすむ生き物に悪影響を与えてしまいます。さらに、上水道用の取水の停止も行われ、暮らしや産業への被害は大変大きなものになります。

間違った処分方法

・下水に流す。

・川に流す。

・庭に捨てる。

 

3、石油ストーブを正しく扱う

石油ストーブの事故で一番多いのが、タンクのふたの閉め方が不完全で、漏れた灯油に引火するという事故です。1位~3位をみると、大きな火災になる可能性が高い事故ばかりです。

1位 フタが緩んで、漏れて引火事故

2位 カーテン、衣類などへの引火

3位 付近のスプレー缶が暖まって爆発

「灯油タンクのフタはしっかりと締めて、ストーブの付近には何も置かないようにする。換気をする。」

これで大たいの事故は防げるのかもしれませんね。

まとめ

石油製品はいまの私たちの生活に欠かせないものになっています。

東北地方の冬には欠かせない灯油もそうです。大変暖かい暮らしを提供してくれますが、取り扱い方を誤れば大変な事故を招く恐れがある第4類第2石油類に属する「危険物」であることを忘れてはいけません。

この記事が少しでも、石油製品との安全な暮らしのお役に立てればと思います。

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藤田芳伸

代表取締役社長藤田燃料株式会社
藤田燃料ブログチームの編集長。 パソコンが1台しかない会社からfacebook、LINE~このブログを立ち上げるまでにワンマンにスタッフを引っ張ってきた犯人です。こう見えても社内で一番タイヤに詳しく、当社最初のコーティング1級技術者です。

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