セルフでガソリン車に軽油を入れるトラブル続出?

軽自動車

毎年4~6月に多いのが特に初心者のドライバーによる軽自動車軽油を入れてしまうというトラブルが多いようです。
(JAF全国調査による)

その他にも
◎車を借りて普段乗らない車だった。

◎勘違いしてうっかりしていた。

◎考え事をしていた。

◎一番安い燃料だったから
などの理由で軽油を入れてしまうトラブルは後を断ちません。

これだけは覚えておいて下さい。

軽自動車に軽油の車はありません!

今の世の中、セルフ式給油スタンドが増加していることから、マイカーではない車両や、初めて乗る車両に給油をする時は車検証などで、燃料の確認をするなど慎重に給油するようにしましょう。

 

間違った燃料を給油した場合に起こるトラブルとは?

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①ガソリン車に軽油をいれてしまった
この場合、軽油の混ざったガソリンが供給されると、エンジンの出力が下がり、加速が鈍くなります。そして、アイドリングも不調になります。
さらに、100%軽油だけを入れてしまうと、黒い排気ガスが出るようになり、やがてエンジンが止まってしまいます。

 

②軽油車にガソリンを入れてしまった
この場合、最初のうちはエンジンはかかっていますが、すぐに力がなくなってきます。エンジン音は高くなって、アイドリングも不安定となり、排気ガスは白くなってきます。
こうなると燃料を噴射するノズルや燃料へのポンプの交換が必要になる場合があります。

まぁ…どちらも良くはないですが、ガソリン車に軽油を入れてしまうより、軽油車にガソリンを入れてしまう方がトラブルが大きいようです。気をつけましょう!

 

※燃料を間違えて入れてしまったら…。
エンジンをかける前にすみやかに燃料を入れ換えれば大きな問題ではありません
無理に走ろうとせずに車屋さんなどに連絡をし、対応してもらうようにして下さいね。

もちろん有償修理になります。

 

最後に。

最近は、乗用車において、だんだんと軽油車が増えて来ています。驚くぐらい音も静かで加速もガソリン車に近いぐらいになってきていますが、給油のトラブルを増やす原因になっていることも確かです。
油種の間違いなどのトラブル防止の為には、慣れない車でセルフに行ったときは、操作や油種がわからなければスタッフに恥ずかしがらずに聞くことをオススメ致します。

それでも不安であれば、私達のような給油のプロがいるフルサービスのスタンドで安心して給油をしましょう♪

タイヤの不調や何らかの故障などにも気付いてくれる事もありますよ。

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本柳剛史

現在、関辺SSの洗車・コーティングの責任者。(コーティング技術1級) 日頃からお客様のなかにファンも多く、特に子供からの人気が尋常ではない。(精神年齢的?)おのずと関辺SSの販売実績では常に先頭を立って後輩を引っ張っていく存在。ブログでも活躍してくれるだろう!という社内の期待は大きい。

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