新年度の始まりの季節になりました。新卒で初めて車を手にする方も多い時期ですね♪
車を買う時に車屋さんでコーティングまでをお願いして購入された方に是非とも読んで頂きたい事を私なりに記事にまとめてみましたので読んでみてくださいね!
メンテナンスは何故必要なのか
コーティングは別名「犠牲被膜」とも呼ばれ、言葉通り車のボディー自体が受けるダメージの犠牲となってくれる役割も果たしているのです。
普段の生活の中でも紫外線や汚れた道路の環境などの外的要因によってコーティングの表面はだんだんとダメージを受けていってしまいます。
コーティングの役割は本来は塗装表面のダメージの犠牲となってボディーを守ってくれるものですが、プラスの要素として見た目がキレイに見えたり、水弾きが良くなるものがほとんどになってきています。
日々の生活でお車を利用する上でコーティングの表面が様々な汚れで隠れてしまったり、コーテイングそのものの表面が傷んでしまっている状態だとコーティング本来のツヤや水弾きが軽減されてしまいます。
よく耳にするのが「弾きがなくなったからコーティングが落ちた」とか「ツヤがなくなったからコーティングが落ちたのではないか?」などという話を聞きますが、コーティング自体そう簡単に落ちてしまうものではありません。
定期的なメンテナンスをする事でコーテイング本来の効果が発揮されるのです。
ディーラーで納車の際にコーティングまでを行うとメンテナンスキットという定期的なお手入れの為に必要なセットを渡されるのですが、正直それを活用してお手入れをされている方は少ないというのが現状のように思われます。
車のローンに含まれてしまうとなかなか実感がわきませんが、せっかく高額なお金を払って施工がされているのですから、コーティング本来の効果を引き出す為にもメンテナンスキットを活用してみましょう。
クリーナーを使ってボディー表面を整えよう。
ほとんどのコーティングのメンテナンスキットの中には頑固な汚れを除去する為のクリーナーと、コーティング表面のツヤや水弾きを良くするためのトリートメントが入っています。
ここでは、このクリーナーを使って「コーティングの表面に付いている様々な汚れを擦り取っていく。」という事を目的として使用することで、実際にはどんな効果が期待できるのかをご紹介していきたいと思います。
1、様々な汚れを落とす
上記にもあった通りコーティングの表面には道路の環境などにより、様々な汚れが付着していきます。汚れの中で多いのが雨の日に走行した際に道路に溜まっていた油分が付着する事によって、油分がコーティング本来のツヤを隠してしまう事などがあります。
コーティングの被膜は様々な汚れを中に取り込んでしまうのを防ぐ役割をする為に、表面に汚れが溜まってしまうので定期的な洗車をして表面の汚れをおとしてあげる事が必要となりますが、頑固にこびり付いたものなどはこのクリーナーを使って落とす必要があります。
2、ミネラル成分を擦り取る
他にも洗車の際に使う水が乾いてしまい、水の中に含まれるミネラルの成分がコーティング表面を覆うように膜となり水弾きを悪化させてしまったり、ミネラルの膜が蓄積されることにより表面が白くくすんで見えてしまったりもしますし、ヒドイ場合には部分的な固着が原因となり、ウォータースポットと呼ばれる水シミにまでなってしまう場合もあります。
ウォータースポットにまでなると研磨のような強い磨きが必要となる場合もありますが、クリーナーを使って表面を覆ってしまっている程度のミネラル成分の除去をすることができます。
3、コーティング被膜の表面を整える
紫外線などの自然のダメージによって傷んだ部分や、お手入れの際の多少の傷みなどもクリーナーを使ってボディー表面を整えることが出来ます。
コーティングを施工している車であっても、普段のお手入れの際で出来てしまう洗車キズなどを「付きづらく」することは出来ても完全に付かないようにお手入れをする事は、なかなか難しい事です。
洗車キズは車を洗う際に使う道具や、拭き上げをする際のタオルなどでも無数に付いてしまうもので、それらが蓄積されると表面が白っぽくくすんで見えるようになってきます。
表面のくすんでしまった凹凸部分をクリーナーを使って平らな状態に近づけてあげることで、コーティング表面が整えられ本来のツヤを取り戻すことが出来るのです。
トリートメント(コンディショナー)を使い、ツヤと水弾きをアップさせよう。
コーティング施工車が1番キレイに見える条件として、コーティングの被膜が表面に出ていること。
つまり、コーティングが汚れた油分などによって隠れてしまっていては本来のツヤではないということなのです。
ガラス系のコーティングも多数の様々なコーティングがあり、ガラス被膜のツヤを、より深くキレイに見せるためだったりり被膜自体に汚れや水シミが固着するのを防ぐために別の被膜やトリートメントを表面に施工しているものがほとんどです。
クリーナーを使って表面の状態を整えた後には、コーティング本来のより良い効果を発揮させるためにもトリートメントを使って全体を仕上げるようにしましょう。
まとめ
コーティングの有無に関わらず、いかに長くキレイに車を維持していくかというのは日頃のお手入れの頻度や方法によっても変わります。コーティングしているから・・・といって洗いもしなければせっかくお金を払って施工したコーティングも本来の効果を出せないままになってしまいますよね。
人間も服が汚れたら洗います。洗っても落ちない時にはクリーニングに出したり・・・と手間をかけなければならない時もあります。
少しの手間をかけてあげるだけで長期間キレイに乗れるのなら・・・と思ってたま~にメンテナンスをしてあげるのもいいのではないでしょうか♪
私たちプロショップにお任せいただけるのも1つの手段だと思います。
参考記事
金澤誠隆
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