青空駐車をしていると、狙ったかのように鳥のフンを車にされたりしますよね。
私も気合を入れて洗車した次の日に鳥のフンをされた時は、思わずその晩、焼き鳥を食べてしまいました。。。
というのは冗談で(笑)
本気で車庫が欲しくなったのですが、車庫は車庫で注意が必要みたいなので、今回は車庫に駐車されている方に是非読んで欲しいです。
クモの糞の成分
世の中の人がイメージしているクモの糞は、実は主にクモの尿と糞が混ざって固まっている状態のものだそうです。
クモは肉食なので、尿の成分は核酸やその他の窒素化合物が主体であり、尿酸が主成分とあります。クモは、消化液を獲物の体内に注入して、液体にして飲み込む。という捕食の方法をとりますので、老廃物として排出するものは酸性となります。
クモの糞が塗装面に及ぼす影響
鳥のフンほど強力なものではないようなのですが、酸性の物質は付着した部分を溶かしてしまいます。
酸が浸食して塗装を溶かしてしまうと、クレーターのようにポツンと下地が出て来てしまうような状態になり、水シミなどのように研磨をして取り除けるレベルではなくなり、再塗装が必要になってしまいますので、クモの糞も鳥のフンと同様に見つけたらすぐに取り除く努力をしましょう。
クモの糞の除去方法
クモの糞は、固まってしまう前であれば濡れたタオルのような物で拭けば簡単に落とす事が出来ます。問題は固まってしまって、しかもかなり長い月日が経ってしまっているもの・・・なかなか簡単には落とせるものではありません。
そんな固着した汚れを落とす際時には「虫取りクリーナー」を有効に使って落としてみるようにしましょう。
虫取りのクリーナーは、酸性成分の虫に有効なアルカリ性の溶剤が使われています。アルカリ性は酸性を中和させる効果があるので、クリーナーを固着物の状態に合わせて付け置きをし、汚れを溶かしながら落とすようにしましょう。
※絶対にやってはいけないのが、力いっぱい擦って落とそうとすると塗装表面にキズが付いてしまうので、それだけはやらないようにしてください。
まとめ
どんなに良いコーティングなどを施したとしても酸はとても強力で、放置してしまうとコーティングもろとも浸食してしまいます。
車両への外的要因による汚れは沢山ありますが動物の体液が絡む汚れは、ほぼ酸性の場合が多いので、より注意するようにしましょう。
もし、シミができてしまったらいつでもご相違ください♪
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