5年後の愛車が変わる!「暖気運転」の必要性

暖気運転

冬場の寒い朝。皆さんは車を発進させる前に「暖気」をしますよね。

暖気をする背景には様々な理由があるのですが、その「暖気」の仕方にもさまざまな方法があります。

目次

  • 1、暖気運転の目的とは
  • 2、停車状態での暖気運転
  • 3、走行での暖気運転
  • まとめ

 

 

1、暖気運転の目的

私の暖気運転の目的は、「冬場、寒い車に乗りたくないから~!」です(笑)

これはみなさんそうですよね?

でも、心の中でうっすらとわかっているとは思いますが、車も準備運動や、ストレッチ的な意味で暖気運転をしたほうが良いのです。

 

2、停車状態での暖気運転

まず始めにエンジンにはエンジンオイルが入っているのは誰でもご存知だとは思います。

簡単に言うと、エンジンオイルはエンジンの熱を抑えたり、エンジン内で部品同士が擦れ合うのを軽減する役割を持っているんですが、エンジンオイルはエンジンがかかっている時だけオイルポンプといわれる部品によってエンジン内を循環しています。(エンジンオイルによってきちんと保護されているという事ですね♪)

それがエンジンがかかっていない状態だとエンジンオイルはエンジンの最下部にたまっているのでエンジンをかけてオイルがきちんと循環する前に無茶な加速などをするとエンジンがきちんと保護されていない状態に負担をかけることでエンジンが痛みやすい。と言われています。

ですからエンジンへの負担が一番低いとされているアイドリングの状態で、オイルがしっかりと循環するまで待ちましょう!という目的でアイドリングはおこないます。

 

3、走行での暖気運転

上記を見て、なんとなく暖気運転は、停車状態でおこなったほうが良さそうなイメージを持ちましたよね?(笑)

しかし、近年では負荷や回転数を抑えた走行(徐行でって事ですね)での暖気運転が推奨されているんです。

その理由としては…

・アイドリングストップでよく知られていますが、二酸化炭素を減らし地球温暖化をストップする。

・アイドリング程度の回転数ではエンジンオイルがエンジン全体に充分に行き渡らない部分があるので、徐行程度の回転数が暖気運転には1番好ましい。

…といった事などから近年では走行による暖気運転が地球にも燃費にも優しいとされているワケなんですね♪
(あくまで徐行で暖気運転を行った場合になります)

方法としては、エンジンをかけてゆっくり走り出したら、なるべく低回転、低速でしばらく走って、水温計が正常値を指したらOKです。

あくまで低回転、低速でです。

 

まとめ

エンジンのことを考えれば、暑かろうが寒かろうが暖気運転は必要です。

人間も運動する前には準備運動をしないと、あとで体が痛くなったり…という事になりますよね。

停車状態での暖気運転だけでなく、しばらくゆっくりめに走行してあげることが大事です。

 

これからは、冬場だけでなく、毎日ちょっとだけ愛車に準備運動をさせてあげてみてはいかがでしょうか?

3年後、5年後の愛車が変わるかもしれません。

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本柳剛史

現在、関辺SSの洗車・コーティングの責任者。(コーティング技術1級) 日頃からお客様のなかにファンも多く、特に子供からの人気が尋常ではない。(精神年齢的?)おのずと関辺SSの販売実績では常に先頭を立って後輩を引っ張っていく存在。ブログでも活躍してくれるだろう!という社内の期待は大きい。

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