1年でもっとも雨が多く降る梅雨の真っ最中。ここ数年は、以前のようなシトシト降る雨ではなくバケツの水をひっくり返したような大雨も多くなりワイパーを動かすだけでは運転が出来ないよなことを経験したこともあるのではないでしょうか。
雨の日に視界が悪くなる理由は様々ですが、雨天時の安全運転のためにも梅雨前にトラブルの要因を対策しておきましょう!
1、視界悪化の要因
雨天時は特に、窓の内側は湿気や汚れ(タバコのヤニ)によるくもり、外側は潰れた雨粒がガラス表面に張り付くことで生じる視界の歪みや油膜による、光の乱反射、ワイパーの劣化による拭き残しなど、この中に1つでも原因が有れば、確実に視界は悪化します。
雨粒が張り付くことによる歪みや油膜によるギラつき、これに関しては個人の好みの問題はあるものの、「ガラスコーティング剤」を利用し撥水処理済をすることで付着した雨粒は弾かれて流れ落ちていく為に、視界が格段に向上します。
実際にゲリラ豪雨のような大雨の時などは、ワイパーを最大で動かしても視界確保は難しいです。
2、視界確保のための対策
雨の降り方にもよりますが雨天時の運転では、多くのドライバーが危険を感じるのが視界の悪さではないでしょうか?雨が降ることで視界が悪くなり集中力が散漫になりいつも以上に注意深く運転をしなくてはなりなせん。
雨天時の視界確保のためには事前の準備と対策が必要です。
1、ワイパー点検・交換
ワイパーのゴムは、度重なる使用と経年劣化による痛みで水滴を除去する力が低下しているのでこの時期に新品に交換しておくと良好な視界を確保する事が出来ます。
2、フロントガラスに撥水コーティング処理を施す
ワイパーの稼働能力には限界があるため雨の降り方によっては雨粒を払いきれません。
そこで、フロントガラスに撥水コーティングをすることで走行時の風圧で水滴を弾き飛ばす事が出来ワイパーの使用回数も抑える事が出来ます。
フロントガラスに撥水コーティングをする手順を簡単に説明します。
①フロントガラスの砂・ホコリをキレイに拭き取る(水で洗い流しても構いません)
②油膜除去剤で縦横に擦りながら油膜を除去する
③窓専用のコーティング剤を隙間なく塗る
④10~20分程度乾燥の時間をとる
⑤キレイなタオルで拭き上げる
(注)仕上げ後1時間程度は水がかからないようにする
3、雨の日に視界が悪化する原因は窓ガラスの内と外の両面にある!
雨の日に視界が悪化する原因は、窓ガラスの外気と内気との温度差や湿気が原因で窓ガラスが汚れているとより発生しやすくなります。曇りの正体は細かな水滴の集合体。ガラス表面が汚れているとその汚れが粒子に水滴が付着しやすくなるからです!
やはり、良好な視界を保つためには窓をキレイにしておくことが必要です。
3、まとめ
梅雨時期に限らずですが窓はキレイにしておくことが大切です、窓の内側には、曇り止め効果のあるガラスクリーナーを使用して窓を拭くことでキレイになりくもりにくくすることも出来ます。
安全に走行するためには、この様に色々な事をしなくてはいけません。
いざ、大雨で水滴がはけずに前方がが見えづらく事故なってしまうことも考えられます。事故が起きてからでは遅いので事前に対策をしておく事が大切です。
ガラスの雨が弾くだけでも運転中の安心感が全然違うと思いますので、是非梅雨入りする前に行ってみて下さいね!
参考記事
金澤秀敏
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