「ハイブリットは燃費が良いし、お得!」って思っていませんか?
それって本当なのでしょうか。
ガソリンスタンドのブログでは信憑性が・・・と思われないように、リアルに実費検証してみました!
車両価格、諸費用、税金、維持費などを総合して計算していますので、今後のお車選びの参考にしてみて下さいね。
今回の比較車両は、トヨタの人気車種「ヤリス」のXグレードで、ハイブリッドであること以外変わらないグレードで比較してみました。
すでに、
ハイブリッド車がプラス400,000円となっています。
1、新車登録時の諸費用
新車登録時の諸費用はほとんど同じなのですが、一部違いが出てきます。
①重量税
ハイブリッド車がエコカー減税により0円なのに対して、ガソリン車の場合は50%減税で、24,600円となっています。
②自動車税環境性能割
ハイブリッド車が免税なのに比べガソリン車は、28,700円課税されます。
諸費用の差は、
ハイブリッド車がマイナス53,300円となります。
2、維持管理費
車を維持管理する費用、エンジンオイルやタイヤ等々走っていれば消耗するものは同じです。
ですが、初回の車検時のみ差が出ます。
ハイブリッド車は初回車検のみ、重量税15,000円が免税されます。
ハイブリッド車がマイナス15,000円
3、ガソリン代
ガソリン代は、走行距離やガソリン単価によって大きく変動するのであくまで参考程度に見てください。
年間走行距離10,000キロ、ガソリン単価140円、WLTモード燃費、10年で比較してみます。
ハイブリッド車が36km/L、ガソリン車が21.6km/Lです。
ハイブリッド車
10年×10,000km÷36km/L×140円=388,889円
ガソリン車
10年×10,000km÷21.6km/L×140円=648,148円
ハイブリッド車がマイナス259,259円となりました。
4、合計コスト
車両代 +400,000円
登録料 -53,300円
維持費 -15,000円
燃料代 -259,259円
なんと、合計 +72,441円!?ハイブリッド車の方が経費がかかることがわかりました。
ですが、年間20,000km走る方は、186,818円お得になります。
つまり、距離を走る方はハイブリッドの方がお得です。が、街乗りぐらいの方はガソリン車の方がお得になりますので参考にしてみてください。
もちろん、グレードなどでも変わりますのであしからず。
5、まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はコンパクトカーのヤリスで検証しましたが、車が大きくなるとここまで燃費の差が大きくならないので、確実にガソリン車の方が案外お得になってきそうです。
これは、また他の車種、またディーゼル車などでも検証していきますので楽しみにしていてください。
参考記事
藤田燃料 編集部
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